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コーヒー豆にも種類がある?

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コーヒー豆にも種類がある?

みなさんが普段何気なく飲んでいるコーヒー。そのコーヒー豆にはいくつか種類があることをご存知ですか? 「コーヒー」とは、アカネ科コーヒーノキに属する植物の種子を加工したもののことを指します。コーヒーノキ属は現在130種近くが見つかっていますが、みなさんが飲んでいるコーヒーのほとんどはそのうちの2種類です。本日はその2種類である、アラビカ種とロブスタ種についてご紹介します!

アラビカ種

15〜17世紀ごろ(諸説あり)に世界で初めて「コーヒー」として飲まれたものです。 エチオピアの南西部が原産地であり、このためエチオピアはコーヒー発祥の地とされています。 後述のロブスタ種よりも香味に優れており、品質の面で高評価を得ていますが、病害虫に弱く、標高も比較的高いところでしか育たないという欠点もあります。 現在の世界のコーヒー生産量のうち、60〜70%ほどを占めており、特にスペシャルティコーヒーと呼ばれるものはほぼ全てがアラビカ種です。 今では世界中に生産地が広まったアラビカ種ですが、それには品質の面以外でも大きな理由が1つあります。それが自家和合性を持ち、自家受粉可能ということです。聞き慣れない言葉ですが、要するに1本の木から繁殖が可能ということです。 コーヒーノキ属はそのほとんどが自家不和合性であり、繁殖には少なくとも2本の木が必要です。

ロブスタ種

ロブスタというのは、「頑強な」、「粗野な」という意味の言葉のブランド名です。学名はカネフォラ種と言います。 その名の通り、病害虫に強い、低地での栽培が可能、収穫量が多いなどの頑強さを持ちます。ただ風味の面ではアラビカ種に劣るとされています。このような特徴から、比較的安価で取引され、そのほとんどはインスタントコーヒーや、価格を抑えるためのブレンドに利用されます。 カフェインがアラビカ種の2倍ほど多いという特徴も持っています。 カフェインが多いことなどもあり、味わいとしては比較的苦味が強くコクを感じるものが多いです。そのため深煎りの豆を使用して苦味とコクを楽しむ伝統的なイタリアのエスプレッソには欠かせない存在です。 近年の遺伝子解析によると、ロブスタ種とまた別の種との交配によってアラビカ種が生まれたと考えられており、ロブスタ種はアラビカ種の親でもあります。 世界のコーヒー生産量のうち、30〜40%ほどを占めています。

その他の種

上記の通り、世界中のコーヒーのほぼ100%はアラビカ種とロブスタ種ですが、他の種もコーヒーとして飲まれることがあります。 リベリカ種 かつては上記2種と合わせて、コーヒーの三大原種と呼ばれていました。現在は生産量が全体の1%にも満たず、あまり言及されることは無くなってきました。育てやすさ、風味どちらもアラビカ種とロブスタ種の中間のような種と言われています。 ユーゲニオイデス種 この種とロブスタ種との交配によってアラビカ種ができたと考えられている種です。 近年では、世界大会で使用されることもあり、その特徴的な味わいが注目されています。 今のところコロンビアの2つの農園で主に栽培されており、生産量が極めて少ないためなかなかお目にかかる機会はありません。私も一度は飲んでみたいです。 アラビカ種はさらに細分化され、様々な品種があります。お米の銘柄のようなものです。これらの品種に関してもいつかお話ししたいですね。 同じコーヒーでもそもそもの植物としての種が違うことを初めて知った時は驚きでした。改めてコーヒーは奥が深いなと思わされますね。飲み物としても美味しく楽しいものですが、植物としても非常に興味深いものです。 気になった方は是非色々と調べてみてくださいね。もっともっと面白いことがたくさんありますよ。調べたことは周りの人にもどんどん共有してくださいね! A cup of KOHII with Love (執筆:Tomoki)

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