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会社員から、コーヒー屋さんへ

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会社員から、コーヒー屋さんへ

“毎日飲んでも飽きない味”

K:本当に常連さんが多い印象ですが、何か意識していることはありますか? S:うちは、今流行りのシングルオリジンで酸味が効いていて、というタイプのコーヒーではないんです。僕のポリシーは1年中ブレない同じ味を提供すること。その時旬のコーヒーを出して、1年に5回は旬のコーヒーが飲めるとか収穫が限られている貴重なコーヒーを出しているお店もあると思いますが、僕は生活の一部になり得る、毎日飲めて飽きがこないコーヒーを提供したいと思っています。もちろんマイナーチェンジはしていますが、豆も焙煎もずっと変えていないです。それが意外と難しいんですけどね。 コーヒーは嗜好品なので、自分が一番美味しいと思うコーヒーを出すのがいいと思います。だから自分の店のコーヒーは毎日4、5杯飲みますしね。

“会社員時代からCAMELBACKを開くまで”

K:コーヒー業界に転身したきっかけと経緯を教えてください。 S:なんとなく大学を卒業して、なんとなく商社に入社して。会社ではそこそこ成績がよくて、ちょっとできるかも?と天狗になっていました。もっと色んなことをやりたいし、もっと活躍したい!と思って、会社を飛び出したんですよ。ベンチャーに転職したんです。 ベンチャーに入ってみたら、みんな超ロジカルで、なんで?なんで?の繰り返し。全然仕事ができなくて。笑 1年でクビになってしまったんです。 途方に暮れて、疲れたからちょっと遊ぼうと思い、波乗りに行ったり、海外に行ったりする生活をしていたら、気づいたら1年半遊んでしまっていたんです。その時27、28歳。お金がなくなって、そろそろ働かなきゃなあと思っていた時、頭の中になぜか「原宿」「波乗り」のワードが残っていて笑、検索してみたらパタゴニアが出てきたんです。アルバイトに応募してみたら、当時倍率40倍だったらしいのですが、受かって働くことになりました。

パタゴニアで働いていく内に、接客というかサービス業の見方が変わっていきました。コーヒーに出会ったのはパタゴニアで働いていた時、毎日行くようになったコーヒー屋さんがきっかけです。

“選ぶなら、楽しいほうへ”

そのコーヒー屋さんに、うちで働かないか?と誘われたタイミングでパタゴニアからも社員にならないかと誘われました。かたやコーヒー屋のバイトで、かたやパタゴニアの社員。究極の選択だったのですが、楽しそうな方にしよう!と思いコーヒーを選びました。そこで働いている間に独立に向けて情報収拾をして、調査して、2、3年後に神山町の1号店を立ち上げました。

次回がいよいよ最終回です。コーヒーは、人の生活の一部になり得る。コーヒーを仕事にする面白さ、思いについて詳しくお話を伺いました。お楽しみに!

鈴木啓太郎

CAMELBACK オーナー/バリスタ/コーヒートレーナー

CAMELBACK RICH VALLEY

東京都渋谷区富ヶ谷1-9-23

KOHII Team

A cup of KOHII with Love (執筆・編集:Saori, Shimakou)

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