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コーヒーの苦味が好きなのはなぜ?

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コーヒーの苦味が好きなのはなぜ?

子供の頃に大人からちょっと飲ませてもらったコーヒーは顔を歪めるほど苦くて、なんで大人はみんなこんなに苦いものを好んで飲んでるんだろうって思っていました。気がつけばそんな私もコーヒーの魅力に取り憑かれ、毎日飲むようになっています。 子供の頃感じていた苦味に対する嫌悪感はいつからなくなったのか。 今日はコーヒーの苦味とは何か、人は苦味をどう感じているのか、というようなことをお話ししていきます。 コーヒーを飲む大人を不思議に見ていたあの頃を思い出しながら読んでみてください。

ヒトは当たり前ですが口の中で味を感じ取っています。口の中で様々な物質を感知し、それぞれを味として感じます。ただ味の感じ方は人それぞれであり、そのため好き嫌いが分かれたりします。 その中で実は、苦味とは本来忌避される味なのです。人体にとって有毒なものは苦いと感じるように身体はできています。子供の頃の苦味に対する嫌悪感は本能的なものだったんですね。

ではなぜ大人になってコーヒーが好きになってくるのか、これは経験的に「この苦味は有毒なものではない、大丈夫だ」と知ることによって嫌悪感がなくなってきます。コーヒーもある日突然飲めるようになるわけではなく、徐々に苦味の嫌悪感が薄れ、しだいに好きになっていくというわけです。 コーヒーの他にも抹茶やグレープフルーツ、ビールやほうれん草など苦味のある食品はこどもの頃は苦手だったけど、大人になってからは好きという方も多いと思います。これらも経験的に苦味に慣れ、だんだんと好きになっていくわけですね。 また、経験的に徐々に苦味に慣れていく人が多い一方で、生まれつき苦味を感じない人もいます。 これは苦味を全く感じないというわけではありません。ヒトの口の中には30種類ほどの苦味を感じさせる組織がありますが、その中のいくつかが機能しなくなっているということです。味を感じさせる組織が機能せずに、特定の味を感じられないことを「味盲」と言います。 これは別に病気ではなく、人は誰しもが、苦味以外にもいくつかの味盲があり、このことによって好き嫌いが分かれたりしています。

苦味の味盲がある人は幼少期からコーヒーを好んで飲んだり、エスプレッソなどを好む傾向があります。 生まれつきでコーヒーの好き嫌いが分かれるのはとても面白いですね。 コーヒーにはカフェインをはじめ、多くの苦味成分が含まれているので、苦味に味盲があるからといってコーヒーを全く苦くないと感じる人は少ないです。また反対にコーヒーの苦味を強く感じる人も一定数存在し、このような人は大人になってからもコーヒーが苦手だったりします。 まとめると、 ・コーヒーには様々な苦味成分が含まれている ・苦味はもともと忌避される成分であるため、幼少期は苦いコーヒー等が嫌いな人が多い ・苦味は徐々に慣れることによって美味しいと感じるようになる ・生まれつき苦味を感じにくく、コーヒーを苦手だと思わない人もいる ということです。 みなさんはいつ頃からコーヒーを飲むようになりましたか?私は20歳を過ぎてから徐々に好きになりました。もしかしたら読者の中には子供の頃からブラックコーヒーが好きでよく飲んでいたという方もいらっしゃるかもしれません。その方はおそらく苦味に味盲があり、生まれつきコーヒーに愛されていたのかもしれませんね。 A cup of KOHII with Love (執筆:Tomoki)

コメント

スー☕️🧖‍♂️
スー☕️🧖‍♂️ 苦味には、なんで具体的な風味の表現がないんだろうと思います(僕が表現できないだけなのか😭)