KOHII
読者と共にたのしく年をとる

Meets

読者と共にたのしく年をとる

さまざまなジャンルで活躍されているクリエイターさんたちは、普段どのようにコーヒーライフを楽しんでいるのでしょうか。 KOHII meets Creativesでは、業界をリードする人たちやチャレンジし続ける人たちについてコーヒーを淹れながら、飲みながら深掘りしていく企画です。

☕️本日のゲスト☕️

素敵な空間や素敵な人がいる場所には、必ず美味しいコーヒーがあるんです

Shun Shimizu\Contents Producer・Photographer 今回お話を伺ったのは、関東圏を中心に活動されているウェブマガジン【チトセ】編集長のShunさん。 編集長をする傍ら、コンテンツプロデューサーやフォトグラファーとしての顔も持っており、マルチに活動をされている彼に、チトセのこと、コーヒーのことについてお聞きしました。 本日撮影にご協力いただいた場所は、日本橋馬喰町にある、DDD HOTELさんの2階にあるabnoさん。

ホテルのスタッフの方々の暖かな御接客、そして空間の心地よさ、今回の取材に最適のスポットでした。 お店の魅力、詳細は次回の「KOHII Walkers第4弾」でお伝えいたします。 それでは「KOHII meets Creatives 東京編」第1弾スタートです! K=KOHII、S=Shunさん

読者と共に人生を歩む “場” を作りたい

K:現在の活動について教えていただけますか? S:本業はリノベーション済みの中古物件を取り扱うサービスで物件記事の執筆・編集をするコンテンツディレクターとして働きつつ、副業でチトセの編集長をしたり、企業のSNSアカウントやウェブサービスのコンテンツをプロデュースする仕事をしています。 大学時代、チトセの前進となるキュレーションメディアをやっていたんです。ファッション・グルメ・旅などの情報をメインに、男性向けに情報発信をしていました。また、写真が好きだったこともあり、前述したメディアの媒体特性に合うアパレルブランドや旅館施設、ウェブサービス等に営業をかけて、タイアップ広告の企画立案やモデルのキャスティングから、撮影、記事の執筆・編集までを一任していただくなど、今の仕事の原形となることをやっていました。 大学から現在に至るまでのメディア運営や個人活動の経験で得た、 “場の空気を作る力” と “実際に形として落とし込む力” を買ってもらい、現在企業のオウンドメディアやSNSアカウントの立ち上げ、日々の撮影・運用までを任せていただけるようになったという流れですね。 K: 本業の傍ら、チトセを立ち上げた経緯を教えてください。 S:みなさんのご友人のなかにも「センス良いな〜」と感心させられる人がいると思うんですけど、自分はそういう人が今何を見て、聞いて、興味を持ってみたいなことだったり、どういう人生を送ってきたがゆえにそのセンスを手に入れたんだろうという、バックグラウンドが気になる性分だったんです。 そういうとき、メディアって免罪符みたいだなと。会いたい人に会って、聞きたいことを聞ける。自分から直接は聞き辛いかもしれないけど、メディアというツールでワンクッションを置けばあらゆる可能性があるんじゃないかなって。 それに、アパレルで働く友人が住まいにもこだわっていたり、通っているカフェのバリスタさんは美味しいワインがあるビストロを知っていたり。人生をたのしむってなんだか壮大に捉えられがちだけど、僕が知っている人生をたのしく生きている人たちは各々スタイルがあって、日常の遊び方が上手いなという印象を抱いていました。 でもその人と話していると、日々見ているものだったり、情報入手のルートが違うんですよね。センスって培ってきた情報量だったり、知識を得るための情報の取り方で、どうやったって個人のこれまでが現れてくるもので。 単純にそういう人たちに憧れて、「知りたい、教えてください!」という気持ちを昇華した結果、ウェブマガジンという形が一番僕たちに適しているなと思い立ち上げた形です。人生を懸けて取り組むライフワークが欲しいと感じていたことも大きかったですね。 K:チトセの名前の由来がとても気になりました。

S:その点を聞いてくれるのは本当に嬉しい!チトセは、漢字だと【千歳】と書きます。千年の月日、末永くという意味があります。前述したようにライフワークとしてやっていきたいと思ったとき、僕らが25歳のときはその前後の歳の方に向けて発信するし、35歳のときは35歳前後に向けて発信する、そうやって読者と共に歳をとっていく場にしたいと思って。そんな願いを込めて、チトセという名前をつけました。 K:素敵です。現在はメンバーは何人くらいいらっしゃるんですか? S:メンバーは現在20人程度で、大学生〜社会人まで幅広く在籍しています。

K:Shunさんにとって、コーヒーとはどう言った存在ですか? S:僕自身、コーヒーそのものはあまり意識していないです。気になる空間や人を目掛けてその場を訪れると、結果的に美味しいコーヒーがあるなと感じています。 K:なるほど!それでは、コーヒーを好きになったきっかけも同じですか? S:そうですね!僕は人と接することが好きなので、会いたい人がいる場所には結果的に美味しい食べ物や飲み物があるんです。コーヒーはそういう意味で言うと、前後が反対になっている。僕にとってのコーヒーは、素敵な人を繋げてくれるツールのようなものだと捉えています。

K:コーヒー関連のコンテンツ制作の際、気をつけていることはありますか? S:コーヒー関係の企画を動かしていますが、具体的な素材や調理、味を紹介するのは飲食関連のメディアが発信しているので、僕らとしてはそのお店の空気感・いる人を重視して、こういう思いで提供しているんだという【人が見えてくる記事作り】を大切にしています。 コーヒー豆の知識については正直あまり詳しくなく。本音を言えば「おいしっ…!」って思えれば満足です。笑 あんまりどこの豆で煎り具合はどうのこうのとか、そういうことを考えて飲むのが好きじゃなくて。 チトセでやる意味ってなんだと考えると、やっぱり人が大切だから、形式張った記事を書きたくないんです。あくまで記事を通してその人をどう見せるか。その点をしっかりと考えて発信していきたいですね。

K:今後の意気込みについて教えてください。 S: これからも粛々と、自分たちが届けたいことを丁寧に創っていけたらと考えています。 媒体説明に「日々をより豊かに生きようとするすべての人へ向けて」と書いているんですけど、僕らが発信するものを通じて、なんとなく遠くにあると思っていた人/モノ/コトを近くに感じていただいたり、半年後、一ヶ月後、来週、明日、このあとにある地続きの日常にワクワクしていただけたら、これ以上ない幸せなことだなと思います。 背伸びして遠くを見ようとすることも大事。だけど、日常にワクワクのタネはたくさんあって。何気ないことに華を添えていくような、そういう視点を読者のみなさんと共に考えていけたら嬉しいです。

“こういう時代だからこそ、僕らが日常に介在する意味がある” 今回の取材を通し、Shunさんの人柄、チトセの魅力に惹かれてしまいました。 僕自身も、Instagramのハッシュタグや、インターネットの某グルメサイトで気になるお店の情報を検索していますが、最近はチトセで調べたお店をひたすらGoogle mapにピンを立て、気になるお店に週末足を運んでいます。 そのくらい読者にグッとくる、独創性のあるウェブマガジンを皆様是非ご覧になってみてはいかがでしょうか。

Shun Shimizu

千葉県出身。物事の “たのしみ方” を紹介・提案するウェブマガジン【チトセ】の編集長を務める。 会社員として勤務しながら、企業のオウンドメディアの立ち上げやSNSアカウントの設計・撮影等、多岐に渡り活動をしている。

abno

日本橋馬喰町にある“Look at coffee in a different light”をコンセプトに掲げる、実験的なカフェ&バー。スペシャルティ・コーヒーはもちろん、コーヒー・ペアリングを意識した料理やスイーツを取り揃えている。 東京都中央区日本橋馬喰町2丁目2−1

A cup of KOHII with Love (執筆・編集:Shimakou)

コメント

rika
rika 同じコンテンツの作り手として 今回の取材にもっとも感心したところは読者と一緒に年をとっていく姿勢ですね! いつものマスコミの視点だと、幅広い人々をターゲットにコンテンツも幅広く手を伸ばしています。それでコンテンツの方向性は曖昧になったりすることもあります。 これからの時代こそ、まず同感できるコミュニティから、コンテンツ、メディアの形を作り、小さくても、個性や楽しさの豊かな発信を積極的にしていくべきなのではないかと思えますね!
Yusei
Yusei re: rika 🙄💡