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ロマンチックなジャズ喫茶

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ロマンチックなジャズ喫茶

Kommunityでは、KOHII Loverの日々の暮らしとコーヒーの身近な関わりを紡ぐ、あなたとコーヒー、そしてKOHIIとの距離がグッと近づくようなコラムをお届けします。 普段アプリを使ってくださる皆さんも含めて、コミュニティの成長と融合は、コーヒーと暮らす明るい未来にも繋がるとKOHIIは信じています。今回はフォトグラファーとして活躍するShimakouのコーヒーと音楽にまつわるエピソードを曲と一緒に紹介します。

フォトグラファー

Shimakou(シマコウ) 東京都在住 KOHII Manager・Photographer

ジャズと珈琲を教えてくれた場所

僕が、ジャズと深煎りコーヒーが奏でる至福の時間に出会ったのは3年前。 当時の僕は大学3年生で、愛媛県に住んでいました。 学校終わりに、道後にあるホテルのビュッフェでアルバイトをし、帰宅するという日々を送っていました。ある冬の日、いつもとは違うルートで帰ろうと路地裏に入った時、向こうの方からかすかに漏れ出す光が見えました。 その光に向かって足を進めると、そこにはNAGAI COFFEEと書かれた看板があり、喫茶店であるということがわかりました。 お店に入ると、ダンディな店主が1人カウンターに腰掛けており、僕の存在に気づくと、そっと椅子から立ち上がりメニューを持ってきてくれました。 そこで僕は、深煎りコーヒーとケーキを注文。 店内を見渡すと、たくさんのCDとレコードがあり、コーヒーを待っている間に、ある曲が流れてきました。 その1曲が、コーヒーと音楽の繋がり、そして喫茶店というものの魅力を僕自身に教えてくれました。

Chet Bakerの「I’ve Never Been In Love Before」 彼自身の歌声、そして歌詞の切なさが、店内の薄暗さや静けさと相まって、当時のアメリカにタイムスリップしたような感覚になりました。 この日僕は、お酒ではなく深煎りコーヒーを飲みながら、薄暗い喫茶店で店主と一緒に、ジャズという音楽について語り合う楽しみを知りました。 その日、愛媛は特に寒かったこともあり、温かい深煎りコーヒーがとても身にしみました。 何より、色々なことを経験された店主とのお話が本当に楽しく貴重な時間だったなと、今になってより一層感じます。 全国各地にあるコーヒースタンドを含め、喫茶店を制覇することが僕の目標の1つでもあります。特にKOHII Walkers Vol.14ではKOHIIクリエイターのIkumiさんが大阪の素敵な喫茶店をご紹介しており、次回大阪に行った際は、必ず行こうと決めました。

スマホを置きベランダに出よう。

在宅勤務が増えるとともに、パソコンやスマホと向き合う時間も増え、人と会ってお話ししたり、未知なる場所に旅行をする機会がここ2年で想像以上に減りました。 そして、SNSを通して、実際に会ったこともない見ず知らずの人に共感を得るという行為が主流になった今ですが、あえてスマホやパソコン等の電子機器から身を引き、何も持たず外に出てみるのはどうでしょう。 僕自身も毎晩、この曲が入っているLPを流し、外に出て遠くを眺める時間を作っています。鈴虫の鳴き声や車が走り去る音と、スピーカーから流れる彼の歌声を聴きながら、ただ漠然と遠くを眺める時間がとても心地いいんだなと気づきました。 大学生時代、愛媛という場所でコーヒーというものを通して出会った1曲が、社会人になった今、違ったシーンで効力を発揮し生活の質を高めてくれる。 愛媛に足を運んだ際は、必ず訪れよう。 また、あの素敵なコーヒーと音楽を堪能するために。

A cup of KOHII with Love (執筆・編集:Shimakou)

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