KOHII
ずっといてほしい彼女の姿

Meets

ずっといてほしい彼女の姿

今回は来たる3月8日の国際女性デーを祝して、KOHIIのそばに輝く女性の一人・Kurasuでバリスタ兼マネージャーとして活躍されるAyakaさんを特集記事に取材しました。 コーヒーとお客さんと毎日向き合う彼女の心境から、キャリアの探索や職場作りなどに映る女性ならではの姿を覗きました。 週末のコーヒーに読んでくださる皆さんに、自分の経験にも響く言葉、身近に支えてくれる明るい女性たちのことを感謝を込めて、覚えて頂けたら嬉しいです~

誇りを持ってできる職業

ーーAyakaさんにとって、バリスタというご職業はどう思いますか? Ayakaさん:結構本当に言ったもん勝ちみたいなところがあって。基本的にコーヒーを淹れて、お客様にお代金を頂いていれば全員バリスタになるのかなと思っています。逆にルールがない分、自分でどれだけ誇りを持ってやれるかはその人次第という職業だと思います。 試験や資格もないし…。お代金を頂いて、でもコーヒーを提供したいと思ってちゃんと淹れたら、立派な職業です。ただ、おうちバリスタみたいなものもあるし、コーヒーを淹れる人はみんなバリスタになれるんじゃないかなとも思います。

オーナーシップが感じられる仕事

ーーマネージャーもされているということで、何かマネージャーとして心がけていることなどありますか? Ayakaさん:一昨年までは週5で店に立ち、バリスタとしてコーヒーを淹れながらマネージャーもしていたんですが、今は週1~2回しか立っていないので、その時とは関わり方が変わっていると思います。その中で気を付けていることは、その時のスタッフが「仕事行きたくないな…」って思わないお店にしたいってことです。「仕事したい!」「今日仕事やねん!」って言えるようなお店を目指しています(笑) Kurasuに限らず、オーナーさんがお店に立っているというパターンはすごく多くて、自分自身も「オーナーさんですか?」と聞かれることは多いです(笑)

クッションとして間に入るマネージャー

そんな中で、オーナーとの距離感をスタッフの人たちが遠く感じすぎないように、いい意味でクッションとして間に入りたくて。みんなが改善したいなと思っていることをピックアップして、解決策を提案をしたり、それが違うとなったらさらに話し合うということを心がけています。 逆に押し付けるようなことはやってなくて、「何が得意?何がしたい?」って聞くことで、その人のパフォーマンスが生かせるところに就いてほしいなって思ってます。

「1人目」になってしまうということ

ーー女性のバリスタとして苦労したエピソードなどがあれば教えてください。 Ayakaさん:正直、ものすごく苦労したことはないですね、ラッキーなことに。yozoさん(Kurasuオーナー)自身、性別関係なく頑張り次第だという感じではあるので。 ただ、女性は「いつかいなくなるよね」という風な目で見られやすい。人によってタイミングは違うだろうけど、自分のお店を持つ人も入れば、結婚や出産を機に辞める人もいて、ずっと働くのは難しいと思われる職だなと思います。「無理やと思うけどずっといてほしい」とお客さんに言われることも多いです。私はずっといるけど(笑)。 でも、周りの知り合いも休職ではなく退職する人が多くて。チェーンではない小さいコーヒー屋さんがまだまだ多く、(育児休暇や職場復帰などの)システムや行動を先輩がしてなくて、何をするにしても、誰もしてこなかった行動の1人目になってしまう。そのために自分から動かないといけないのは、実際に周りを見ていてとても大変そうでした。 それもあって、自分がもしその立場になったら取れるように、そして周りの子たちには「取ろうよ」って言えるようなシステムを作りたいって思います。

2021年はチーム力を作りたい

ーー今年1年の目標などはありますか? Ayakaさん:まず、ロースタリーが新しく動き始めて、コロナも落ち着けば人が京都に戻ってくるだろうし、今いるメンバーも倍くらいに増えるのではないかなって思ってて。お客様を万全の体制で迎えられるチーム力をしっかり作っていくことが1番の目標です。 今いるメンバーはもうチームワークが良いので、新しい人が入ってきても、同じ方向を向いて、時には話し合うことができるようなチームを作るために、この1年は大事なシーンがいっぱい出てくるんじゃないかなって思います。人が増えると全員同じ意見には絶対ならなくて、その同じじゃない意見に対しても良いって思える環境を作りたい! 「あの人が言うから」というような好き嫌いで判断するのではなく、お店に対するベストアンサーをいつでも決められる雰囲気を、今まで以上に作りたいなって思います。 Ayakaさんが作り出す心地よい店内の雰囲気、そして美味しいコーヒー。皆さんがKurasuに訪れる際は、「Ayakaさんいますか~?」とスタッフさんに気軽に声をかけてください。そして、普段地元で通っているコーヒー屋さんやロースターさんで、「ずっといてほしい」方はいませんか? それでは素敵なコーヒー時間をお過ごしください。3月8日の月曜日に大切な家族や仕事仲間や親友である彼女へありがとうと言ってあげてください! A cup of KOHII with love (執筆・編集:Tomoki, Takuya, Yusei) P.S. 実は世界中のコーヒー産地でも多くの女性たちが働いています。プロセスにこだわるスペシャリティコーヒーは特にフィールドワーク、収穫、ソーティングに女性の姿がよく現れています。今私たちの手に持つコーヒーも彼女たちが届けてくれると言っても過言ではありません。

コメント

まだコメントがありません。

アプリからコメントしてみてくださいね!

関連するコンテンツ