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コーヒーに酔い覚ましの効果はある?

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コーヒーに酔い覚ましの効果はある?

昔、薬として飲まれたコーヒー

コーヒーを飲み物として嗜む現代とは異なり、最初のコーヒーは飲み物ではなく、薬として用いられたようです。例えば、イエメンのイスラムの僧侶たちは修行中に眠気と戦うためにコーヒーの実をそのままかじっていたという逸話があります。

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エチオピアから15世紀にイエメンに渡ったコーヒーは、当時、カフワ(Qahwi)という名前で呼ばれたようです。カフワはワインという意味で、お酒を飲めないイスラム教徒の間で広く愛飲されました。

飲酒後、コーヒーを飲む文化の誕生

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17世紀、コーヒーはヨーロッパ諸国に渡り、イギリスのコーヒーハウスを始め、多くの地域で飲まれるようになります。特にフランスやイタリアといった地域では、食後にコーヒーを飲む文化が生まれます。ヨーロッパの人々には、食事と一緒にワインを楽しむ食習慣があり、お昼のランチであっても食事にワインはつきものなので、仕事の合間といえどもワインを飲む方がいたようです。 しかし、近代のヨーロッパでは、銀行や新聞局といった今のオフィスでの仕事のように頭を使う仕事が多くありました。そのためにほろ酔い気分では、冷静な仕事ができず、ワインの酔い覚ましとして、食後にコーヒーを飲んでいたようです。

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当時のヨーロッパ人が医学的にコーヒーの覚醒作用について理解していたとは思えませんが、温かいコーヒーを飲むことでほろ酔いな気分から、心身が落ち着かせたのかもしれません。それから食後のコーヒー文化は明治時代にヨーロッパの商人たちによって、日本にも伝わりました。

本当にコーヒーに酔い覚ましの効果はあるのか?

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みなさんもお酒を飲んでから時間が経ち、アルコール成分によって判断力が低下したり、眠くなった経験があると思います。その際にコーヒーを飲んだことはありますか? 一時的に酔いが覚めたような気分になったかもしれませんが、飲酒後にコーヒーを飲むことはあまり推奨されないようです。

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酔っている状態でコーヒー、つまりカフェインを体内に入れると覚醒作用によって、酔が覚めたような錯覚に陥ります。つまり、脳の活動は鈍くなり判断力が落ちていく一方で、カフェインの覚醒作用によって酔覚めの気分になるということです。そのために、いつもより飲みすぎてしまい二日酔いになったり、酔を感じず、摂取するアルコール量が増えることで、アルコール依存度が高くなるので注意してください。もしもコーヒーを飲むならば、最後にした方が良いかもしれませんね。

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また、飲酒後は体内はアルコールを分解するために水分を要しています。ですので、利尿作用のあるコーヒーは体内の水分を排出させ、かえって毒になる可能性があります。一方でコーヒーの利尿作用がアルコールを体内に排出させるという説もあります。だとしても酔い覚めに最も効果的な飲み物は水だと考えられます。水を飲むことで、体内のアルコール濃度を薄め、体内からアルコールを排出させることが最も有効な酔い覚めの方法です。また、アルコールを分解する際にはタンパク質を要するので、水の代わりに牛乳を飲みタンパク質を取り、アルコールによって分泌された胃液から胃を守ることもできます。

コーヒーの飲みすぎには注意!

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カフェインが身体にもたらす影響は人それぞれであるために、コーヒーの医学的な効果については、様々な意見が混在しています。しかし、古くからコーヒーが薬のような文脈で使用されたことを考えると、摂取しすぎることはよくないかもしれません。心理的な安定を与え、目覚め、酔い覚めとして一杯を飲むのはいいですが、コーヒーが好きすぎるあまりに、飲みすぎてしまわないように気をつけることは大切かもしれませんね。 A cup of KOHII with Love (執筆・編集:Jongmin)

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