KOHII
過去と地続きの現在

Meets

過去と地続きの現在

バリスタなどコーヒー業界の方々やさまざまなジャンルで活躍されているクリエイターの方々は、 普段どのようにコーヒーライフを楽しんでいるのでしょうか。Meetsは、業界をリードする人たち やチャレンジし続ける人たちとコーヒーを飲みながら深掘りしていく企画です。

本日のゲスト

木下尚之 焙煎士・キノシタショウテンオーナー 今回のゲストはキノシタショウテンの焙煎士である木下尚之(きのしたなおゆき)さんです。木下さんはキノシタショウテンを含む12店舗のコーヒー専門店経営者です。しかし、木下さんの強さは経営している店舗の数だけではなく、どの店舗もこだわり抜き、地元に愛されていることです。便利な時代だからこそ、手を抜かず飲食店として原点回帰する気持ちでお店づくりをしたい語る木下さん。そのような木下さんが焙煎士になるまでのストーリーをインタビューしました。 By KOHII Creator Jongmin

祖母の想いを継いで

ーー簡単な自己紹介をお願いします。 尚之さん:こんにちは。木下尚之です。岡山県牛窓町で生まれて、今はキノシタショウテンをはじめ、岡山でコーヒー専門店を経営しています。普段は、インタビューをしているここ、山の上のロースタリで各店舗で提供するコーヒー豆の焙煎をしています。

ーーキノシタショウテンの名前の由来を教えてください。 尚之さん:キノシタショウテンの名前には、私のルーツが深く関わっています。実は昔、祖母がタバコや切手を販売するような個人商店を営まれていたんです。話によるとお店の看板は「タバコ」と書いているだけで、正式な名前はなかったようですが、ご近所の方は"木下さんがされている商店”ということで、木下商店と呼んでいたらしいです。祖母は最後の最後までいつか木下商店を復活させたいという想いを話していたんです。

だとしたら、私はこれからコーヒー豆を販売したいわけで、せっかくなら想いを継いで商店と名づけることにしたんです。漢字だとお客様に硬い印象を与えると思ったので、カタカナにしたのが"キノシタショウテン"という名前の由来です。

ーー"ショウテン”と名づけていることが印象的だと思いました。 尚之さん:最初は自分が焙煎した豆を販売するコーヒー豆専門店にしようとお店を始めました。お店をやり続けるうちに近所の方がよく来て頂くようになり、色んな話をする中で“朝ごはんを食べる場所がほしい”、“美味しいランチを食べたい”という声が多かったんです。ならば飲食店で勤めた経験を活かして、なるべく地域の要望に答えられるお店をつくりたいと考えました。 コーヒーと合わせる形で料理を提供し、コーヒー豆専門店兼喫茶店としてのキノシタショウテンの今に至ります。

尚之さん:お客様がコーヒーに興味を持つきっかけづくりをすることがコーヒー屋さんの担う役割です。私が岡山でお店を始めた当初はまだコーヒー屋さんでコーヒーを飲む文化やお家でコーヒーを淹れて楽しむ文化が珍しかったです。 お店でモーニングやランチに合わせて美味しいコーヒーを飲んでもらい、次はコーヒー豆にも興味を持ってもらえるように仕掛けることで、地域のニーズに答えながらも、コーヒー豆専門店として私たちが伝えたいメッセージをお客様に届けています。

キノシタショウテン

山の上のロースタリ

A cup of KOHII with Love (執筆:Jongmin、撮影:平末健人)

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