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みんなで作る、BERTH COFFEEの味

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みんなで作る、BERTH COFFEEの味

岩井俊樹:BERTH COFFEEカフェ責任者/アドバイザー/バリスタ By KOHII Creator@Saori K= KOHII、I=岩井さん ゲストは、BERTH COFFEEの岩井俊樹さん。 第1部では、岩井さんがコーヒー業界に入ったきっかけや、コーヒーを淹れるときに大切にしていることについてお話いただきました。 第2部の今回は、Nui.に入ってから今の立場に至るまでのライフストーリーや、カフェ責任者としての悩みややりがいについてお話を伺いました。 早速Nui.に行ってアルバイトを募集しているか聞いてみたら、当時の代表が「時間があるし、案内するよ!」と言って館内を案内してくれました。 初日に代表と直接話ができたのはよかったです。当時はコーヒー専門店ではないけれど、海外の人もたくさんくるし面白そうだなぁと思い、会社をすぐに辞めてNui.にアルバイトとして入りました。

最初は、ホステルの掃除やメンテナンスが主な仕事でした。それから徐々に夜のホールもやるようになって、入社して半年後くらいにようやくカフェ補助として入れるようになりました。 それからはカフェ中心に働くようになり2年ほど経った時、代表とサーフィンに向かっている車中で、京都でLenの立ち上げに行くの、どう?と言われ、二つ返事で行きますと返しました。Lenには丸2年いましたね。そこから、CITANが出来るタイミングで東京に異動になって、BERTH COFFEEブランドの立ち上げに携わるようになりました。

BERTH COFFEEブランドの立ち上げ

名前、コンセプト、何から何まで全部自分たちで決めました。2ヶ月間ほぼ毎日、現場の大工さんたちとの朝礼のあとに代表と広報と一緒にコンセプトについての話し合い。名前やコンセプトを提案して、膨らませては削ってを繰り返し、BERTH COFFEEという名前、コンセプトが決まりました。

Nui.に入社した時からホステルに併設されているカフェって特別だなと思っていました。 世界中から旅行者が集いその土地の人々と交わる。新しいブランドを作ったとしても僕たちの会社のらしい、人と人との繋がりを大事にしたい気持ちがありました。ゲストロースターで使う豆は基本、CITANに泊まってくれたことがある人だったり、CITANきっかけで出会った人たちのコーヒーを使わせてもらうようにしています。

長い長い2年間

立ち上げてから5年が経ちましたが、最初の2年は想像以上に人が来てくれなかったんです。Nui.もLenもオープンからたくさんの人が来てくれていたので少し天狗になっていたかなと思います。笑 誰も来ない長い長い2年を過ごしました。今までやらなかったポスティングなどの地道な活動もするようになって、徐々にこの辺りで働いている人たちが来てくれるようになりました。 今では近隣で働いている方やご近所さんなど多くの常連さんに支えられ、初めに描いていた景色ができているかなと思います。 K:バリスタという仕事は岩井さんにとってどんなものですか? I:BERTH COFFEEには、コーヒーの架け橋になるというコンセプトがあるのですが、バリスタは、生産者やロースターの想いを届ける役割があるなと思っています。他にも宿泊しているゲストと町の架け橋になったり、この人とこの人が繋がったら面白そうだなと人と人の架け橋になってみたり。僕にとってバリスタは、そういう存在です。

自分たちらしい味の追求

K:今の立場だからこそのお悩みや、やりがいはありますか? I:うちの会社では3、4年前から、トップダウンではなく新人も代表もみんなフラットに発言・実行できる社内制度を取り入れています。実力と個性豊かなスタッフが揃っていてそれぞれにいいアイデアがある。でもトップダウンの体制だとどうしても実現できない事も多い。それは僕たちの会社らしくないよねという話から、徐々にフラットな組織体制に変わっていきました。なので、誰でもやる気と行動力があれば会社でやりたいことが実現できます。 そういう環境だからこそ、自家焙煎で「自分たちらしい味」を作り上げるのが難しいなと感じます。店舗ごとのやり方、作り方、好きな味などそれぞれの良いがある。トップダウンでこの淹れ方、このレシピと決めた方がそのブランドの味はより多くの人に届けやすいと思います。 でも、みんなそれぞれが向き合うからこそ見えてくるものがあると信じているので、これからがとても楽しみです。 K:若い世代になにかアドバイスはありますか? I:昔に比べて今はコーヒーのあり方が多様になっていると思います。もちろん味の追求に本質はあるとは思いますが、それだけに捉われず、自分なりの関わり方で、広くコーヒーの世界を見て欲しいなと思います!

あとがき

KOHII meets Baristaシリーズで会社のカフェ責任者の方へのインタビューが初めてだったので、ご自身、そしてチームとしてコーヒーとどう関わっていくか?という視点が新鮮で、とても勉強になりました。BERTH COFFEE、そしてCITANは時間がゆったりと流れていてとても落ち着く空間なので、ぜひ伺ってみてください♪

<BERTH COFFEE>

A cup of KOHII with Love (執筆・編集:Saori, Shimakou)

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