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世界のKOHII News #18

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世界のKOHII News #18

ネスプレッソの認証を受けて B Corpの基準の厳格化を要求:B Corp 認証企業23社

社会や環境に配慮した公益性の高い企業に対する国際的な認証制度として米国、ラテンアメリカ、欧州、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで浸透し始めているB Corp (B コープ)。認定されるには、コミュニティ、環境、顧客、ガバナンス、従業員の5つの基準で80点以上を獲得する必要があり、これまでに4,900社以上が認証を受けています。 今年5月にはNestle(ネスレ)傘下のNespresso(ネスプレッソ)が認定を取得し、大きな話題となりました。この決定を受け、アメリカのフェアトレードを促進する団体のFair World Project(フェアワールドプロジェクト)を中心とするB Corp 認証企業23社が、B Corpを管理するB Lab Globalに対し、基準を強化するよう求めました。 提出された書簡では、Nespressoがコーヒーを栽培している農場で児童労働、賃金の不払い、労働者への虐待などの人権侵害が報告されていることに対しての懸念が示されており、また、Nespressoの使い捨てアルミニウム製カプセルが環境に与える負荷にも疑問が投げかけられています。 Fair World Projectは改善提案として各5つの基準ごとに最低スコアを適用すること、また国連の​​人権尊重責任に則って人権課題に関する報告を行う「国連指導原則報告フレームワーク」の枠組みを導入することなどを挙げました。 B Corp認証が社会にとって何を意味するのか、また認証過程での抜け道をどのように埋めていくのか。実情と透明性が今後さらに問われていくことになりそうです。

オーツミルクのOatly(オートリー)社、サプライチェーン問題が業績に影響

植物由来ミルクの導入が加速するカフェ業界。先日のKOHII NewsでもアメリカのBlue Bottle Coffee (ブルーボトルコーヒー)が全店舗にオーツミルクを標準のミルクとして導入したニュースをお伝えしました。 このオーツミルクの好調の草わけであるスウェーデン本社のOatly(オートリー)。第1四半期も世界的な需要の拡大により収益が増加していますが、サプライチェーンの混乱と生産の課題が業績の妨げになったようです。 第1四半期の収益は昨年の1億4010万米ドルに対して1億6620万米ドルと増加しましたが、利益は4190万米ドルから1580万米ドルに減少。生産量、また特にコロナの影響が大きかったアジア、中国での売上が予想より下回ったとのことです。また、オランダとアメリカの新規工場はサプライチェーンの影響で想定より未稼働となり、原材料費、物流費、電気代の上昇で収益を圧迫しました。 ただ、これらの影響は短期的だとOatlyは見ており、消費者の植物由来の製品へのさらなる移行を見据えて生産設備、商品開発、人材確保への投資をグローバル規模にさらに拡充していくとしています。オーツミルクの今後の需要と供給がどのように変化していくのか、さらに注目が集まりそうです。

A cup of KOHII with Love (執筆・編集: Yozo、Aya)

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