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世界の大手コーヒー焙煎業者の多くが生産者の生活収入を確保できていない

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世界の大手コーヒー焙煎業者の多くが生産者の生活収入を確保できていない

コロンビア・センター・オブ・サスティナブル・デベロップメントの最新のレポートによると、コーヒー業界の大手企業がサステナビリティに関して大々的に謳っているにもかかわらず、世界最大のコーヒー焙煎業者のうち少なくとも10社が、サプライチェーンのコーヒー農家に生活収入を保証していないことが明らかになりました。 レポートでは、「100%持続可能な方法で生産されたコーヒー」といった大手企業のサステナビリティの主張と、何百万もの小規模生産者が直面している現実との間に、大きな隔たりがあることを指摘しています。農場労働者の生活保障が持続可能な調達活動において取りこぼされているとなっており、調査対象となったどの企業も生活収入を確保できていないことが指摘されています。 ネスレ、JDE Peet's、Smucker、Starbucks、Lavazza、Tchibo、Keurig、Costco、Tata、Unileverの10社が調査対象となった企業です。 本レポートでは、コーヒー農家の生活収入(健康的な食事、質の高い住宅、必要な医療サービス、教育、交通、さらには農場への投資や緊急時の現金などを賄うことができる収入)が、持続可能な調達に不可欠な要素であるとしています。 世界の主要なコーヒー生産国10カ国のコーヒー生産者を対象に、コーヒー栽培による年間純収入と生活所得基準価格を比較しました。その結果、10カ国中8カ国において、コーヒー生産による収入が貧困ライン以下であることが判明しました。例外は、生産量が飛躍的に多いブラジルとベトナムです。 また、コーヒー業界が何世紀にもわたって抱えてきた持続可能性の問題は、これらのコーヒー会社だけの責任ではないという考えも強調しています。 「私たちが調査したほとんどの国では、コーヒーの平均収入と生活者の収入とのギャップは、企業が単独で克服するには大きすぎるものでした。 政府や他のステークホルダーも、リスクを減らし、効率を高め、回復力を支える政策やプログラムを通じ、生産者の生活を支援する役割を担っています。」 私たちが当たり前のように楽しんでいるコーヒーですが、生産者の方たちの収入に引き続き大きな問題が存在していることが明らかになりました。世界全体の課題として、早急に改善されることが望まれます。

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