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ロブスタ種、価格高騰。気候変動によるアラビカ種の不作が影響。2022年上半期まで不足状態が予想

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ロブスタ種、価格高騰。気候変動によるアラビカ種の不作が影響。2022年上半期まで不足状態が予想

ロブスタ種のコーヒー豆価格が高騰し、4年ぶりの高値となっています。とりわけ2021年はコーヒー豆の生産地であるブラジルの気候問題やベトナムでのコロナ下での規制がきっかけとなっています。11月のICEフューチャーズ・ヨーロッパでのロブスタ種の価格は1トンあたり2,178USドル(日本円に換算するとおよそ25万円)と、1.3%も上昇しました。 ネスレ社のネスカフェに代表されるような世界的に使用されているコーヒー豆の価格は、今年のコーヒー産地で発生した霜害や干ばつによるブラジルのアラビカ種の不作によって55%値上がりし、それによりロブスタ種の需要が高まっています。同時にロブスタ種最大の輸出国であるベトナム含むアジア圏のコロナ下での経済封鎖、コンテナ不足、運賃の高騰による価格の高騰が続いています。 ブラジルのエスピリト・サントに拠点を置く商社であるTristao Cia de Comercio Exterior社のディレクターを務めるMarcio Candido Ferreira氏は「アラビカ種の代わりにロブスタ種が求められるようになった結果、2022年6月までである今季分のロブスタ種のコーヒー豆が市場で売り切れている」と述べています。 この状況に対して「物流セクターの予想ではこの状況が2022年の上半期の終わりまで続くだろう。そして、インスタントコーヒーのニーズが高まり、輸出入や消費者市場に関わる製品を取り扱う企業が利益を得る状況となりそうだ。今後も価格の格差は堅調に拡大していくだろう」と、ブラジルのサンパウロにあるArcher Consulting社が発表しました。 コロナ下で自宅でコーヒーを楽しむ人が増えたうえ、ワクチンの接種が終了した人が外出するようになり街のカフェにも賑わいが戻りつつあります。これからも街中からコーヒーがなくなることはなさそうですが、コロナウイルスや気候変動の影響でロブスタ種のコーヒー豆の価格高騰が続き、世界経済に影響が出ている現状を考えると、普段何気なく飲むコーヒーに対して関心が湧くかもしれません。

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