KOHII
大学の寮で始まった地域に根ざしたコーヒー屋さん

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大学の寮で始まった地域に根ざしたコーヒー屋さん

バリスタなどコーヒー業界の方々やさまざまなジャンルで活躍されているクリエイターの方々は、 普段どのようにコーヒーライフを楽しんでいるのでしょうか。Meetsは、業界をリードする人たち やチャレンジし続ける人たちとコーヒーを飲みながら深掘りしていく企画です。

本日のゲスト

佐々木奎太 Tamakei coffee/バリスタ/焙煎士 今回のゲストはTamakei Coffeeの佐々木奎太さん。 学生時代訪れたコスタリカのコーヒー農園で出会った同い年の生産者リカルドさんの豆を直輸入し、作り手からはじまるストーリーを出店先の地域の人々に届けている佐々木さん。 都内の様々な場所で出店を重ねた佐々木さん自身と、コーヒーで伝えたい想い、そしてこれからの展望についてお話させていただきました。 By KOHII Creator @jongmin K=KOHII , S=佐々木さん

地域の休憩所のようなコーヒースタンド

K:コーヒー業界に入ったきっかけと経緯を教えてください。 S:コーヒーは学生の頃、大学の寮で友達にコーヒーを振舞ったことをきっかけに好きになりました。課題の多い大学に通ってたので、カフェインをとって徹夜でもしないと英語のレポートが間に合わないという感じの大学生活を過ごしてました。(笑)

K:その気持ちはわかります。(笑) S:そう。でも、カフェインをとるだけなら缶コーヒーでもいいけど、クラスメイトにスターバックスでアルバイトをしている子がいて、コーヒー豆をもらってきていたので、せっかくならドリップをしてみようということになりました。

たくさんコーヒーを淹れているうちに寮の中でコーヒーを振る舞うようになり、次は色んなコーヒー屋さんの豆を買って抽出するようになりました。そしてコーヒーの味を知りたくなり、カッピングイベントに参加したり、次は焙煎をしたくなり、その次は競技大会に参加したくなったりと、これまで何かにハマったことのない自分自身に疑問を抱きながら、コーヒーを段々と好きになっていきましたね。

©Keita Nakajima

K:コーヒーを好きになってから印象に残っている出会いはありますか? S:仙川にある「Cafe Cajon(カフェ・カホン)」というお店にはよく通っていました。町の焙煎所という雰囲気のとてもローカルなお店ですが、店主の平村さんとは、焙煎のセミナーを通してしばしばコーヒーの話をするようになって、生豆のハンドピッキングなど、お手伝いを終えたら焙煎機を一回使わせてもらえるという感じでフランクに接してくれました。

©Keita Nakajima

「いつかコーヒー農園も行きたいです」と話していたのですが、農園の収穫期になったタイミングで一緒に行こうと誘ってくれたので、本当にありがたく、中南米のコーヒー農園にも行くことになりました。

現地にしかないコーヒー体験

©Keita Nakajima

K:コーヒー農園訪問は端的にどうでしたか? S:一言でいうと、生産者さんすごい...という印象を受けました。農家の方々は職人気質があって、自分の土地を昔からずっと守りつつ、作物の栽培を毎年繰り返しています。だから自分だけ聞くにはもったいないくらいの素敵なエピソードを話してくれることも多いです。でも彼ら自身では、それを消費者にしっかりと時間をかけて伝えるまでの余裕がないという状況も肌で感じました。

帰国してからTamakei Coffeeで出店をするときに、自分が現地で経験した生産者さんの話をするようになったのは、振り返ると自然な流れだったなと思います。 K:現地で起きた出来事で印象に残っているエピソードはありますか? S:やはり現地でしか経験できないことはたくさんあります。例えば、エルサルバドルで出会ったラウルさんは、コーヒーフォレストという考え方を教えてくれました。コーヒー栽培のための環境づくりでは、コーヒーチェリーたちの陰になる「シェードツリー」をはじめにたくさん植えること、つまり森を先につくることが大切という考え方です。これまで見たり読んだりしてきたコーヒー産地の情報を、生で確認できたことの感動もありましたが、何より生産者さんの声を直接聞くこと自体が何にも代えがたい貴重な経験になりました。生産地を訪れて、いい意味で裏切られる経験もたくさんありました。(笑)

©Keita Nakajima

Tamakei Coffeeについて気になることや佐々木さんにお聞きしたいことがあれば、お気軽にコメントください!次回は、佐々木さんが競技大会に挑戦し、Tamakei Coffeeを立ち上げてからのエピソードを紹介します!

佐々木奎太

Tamakei Coffee

A cup of KOHII with Love (執筆・編集:Jongmin)

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