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Cup of Excellence(カップオブエクセレンス)って?

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Cup of Excellence(カップオブエクセレンス)って?

こんにちは。今日は以前、KOHII WORDでもご紹介したCup of Excellence(以下CoE)について少し詳しくお話しします。コーヒー屋さんに並ぶ豆のパッケージなどでたまに見かけることもあるこの名前。この名前がついているコーヒーだけ、他のものよりも値段が高いことが多いのに気が付いた、という方もいらっしゃるかもしれません。 CoEとは何か?なぜこの名前がついていると値段が違うのか?CoEについて、2021年最新の結果なども踏まえてご紹介します!

Cup of Excellenceとは?

アメリカのNPO法人Alliance for Coffee Excellence (以下ACE)が主催しているコーヒー豆の品評会。各生産国で、その年に採れたコーヒー豆のランク付けをする大会です。 選考はまず、生産国内で行われます。国内の審査員によって品質の高いコーヒーが選出されます。この時点で、国内審査によって提出されたコーヒーが10分の1ほどに絞られます。 その後、1週間ほどかけて、国内の審査を通過したものが生産国、消費国両方の国際審査員によって最終的な採点が行われ、87点以上(2021年時点)のコーヒーが入賞します。この過程を経て、入賞したコーヒーのみにCoEの称号を名乗る資格が与えられます。 評価基準となるのは、甘さ、酸味の特徴や風味、口に含んだ時の質感など。これらのバランスも含めて、総合的に採点が行われます。 選考の後は、オンラインサイトにて国際オークションが行われます。 このオークションはACEに登録すれば誰でも参加可能であり、直接取引をすることによって入札額のほぼ全てが生産者の手に渡る仕組みになっています。 COEで入賞すると、世界中のコーヒー業界の関係者にその農園が知れ渡ることになります。農家にとって数あるコーヒー農園の中から自分達をブランディングすることができ、知名度が上がる事でCOEで入賞したロットだけでなくその農園や地域全体の活性化につながります。 これらの仕組みにより、CoEは高品質なコーヒーが一定の基準に基づいて評価され、そのコーヒーを生産した農家に正当な報酬が支払われるようになっているのです。

2021年のCup of Excellence 最新動向

まさに今、今年のCoEが各生産国で続々と行われています!7月の現在ではコロンビア、ニカラグア、エチオピアがオークションまで終えたところ。 この3ヶ国の結果を見てみると、全ての国でオークションの平均落札価格が前年を上回っています。特にエチオピアは、昨年初開催され、オークションの総落札価格が過去最高を更新したことでも話題になりましたが、今年もそれを更新しました。 また、2021年は新たにエクアドル、インドネシアも初めてCoEを開催する予定です。こちらも非常に楽しみですね。

Cup of Excellenceのこれから

年々オークションの落札価格が上がり続けているCoEですが、これは生産者に正当な評価や報酬が支払われる、サステナビリティの側面から見てもとても好ましいことです。 昨年はエチオピア、今年はエクアドルとインドネシアが初開催し、開催国の合計は15ヵ国となりました。今後この輪は広がり続けるはずです。どんな国でどんなコーヒーが選出されるのか、楽しみですね。 オークションを終えている3ヶ国ですが、日本のコーヒーショップや商社が落札しているものも多くあります。これから発売開始となることでしょう。 COEで入賞するコーヒーは今後のコーヒー業界のトレンドを捉える大きな指標です。COEを取り扱われているロースター・カフェも強い思い入れを持って仕入れや焙煎をしているはずです。是非気に入りのコーヒー屋さんがCoEのコーヒー豆を発売したら注文してみて、お店のスタッフとそのコーヒーについてコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか? A cup of KOHII with Love (執筆:Aya, Tomoki)

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