KOHII
止まらないコーヒーの値上げ

Knowledge

止まらないコーヒーの値上げ

昨年から実施されているものも多いコーヒーの値上げ。今年の春も16年ぶりにスターバックスがコーヒーの全体的な値上げを発表するなど、これからもコーヒーに関した商品の値上げは止まりそうにありません。 大手だけではなく、KOHIIにも登録して頂いている日本全国のコーヒーショップも例外ではなく、値上げするところがこれから増えてくると思います。 コーヒーに限らず、農作物や輸入品は、値段が大きく変動しがちです。その要因は様々です。今回のコーヒーの値上げも様々な要因が複雑に絡んでいますが、ここでは大きな要因についてお話ししていきます。

生産地での収穫量減少

世界最大の生産地であるブラジルでは異常気候により、生産量が減少しています。2021年7月には急激に冷え込み、霜害がありました。霜が降りると、コーヒーの葉は枯れてしまい、若い木は枯死してしまうこともあります。このことにより、今後しばらく生産量の減少が続くと見られています。 また、それだけではなく、非常に雨が少なく干ばつも起きておりコーヒー生産に大きなダメージを与えています。 コロンビアを含む中米では反対に雨が多すぎることにより、生産量が減少傾向にあります。 また、エチオピアでは以前から続いている内戦がコーヒー生産にも影響を及ぼしています。

コンテナ不足

新型コロナウイルスのまん延により、世界中の港で人員不足が起きていることに加え、コロナウイルスのワクチンの普及により、急速に経済が回復したため、コンテナの需要が急増しています。結果として世界中で人員、コンテナ不足が続き、輸送費が高騰しています。

円安

最近よくニュースでも取り上げられていますが、記録的な円安により、輸入品の価格が高騰しています。もちろんコーヒーも例外ではなく、先に述べた要因と合わせて影響を及ぼしています。

ヨーロッパなどでは経済活動が徐々に再開し、コーヒーの消費量も増加しています。世界的にも需要が高まり、その上で供給が減っているので価格が上がることは不思議ではありません。特に日本においては円安もあり、影響が大きいのかもしれません。 これらの他にも様々な理由によってコーヒーの価格はしばらく上がり続けると見られています。 最終消費者である私たちだけがつらいのではなく、コーヒーに関わる全ての方が苦渋の決断の末、値上げを行っています。そのことを理解し、互いに歩み寄ることが大切だと思います。 また、今回のことからも分かるように、生産地の異常気象はコーヒー栽培に大きな影響を与えます。2050年問題という言葉もあるように、コーヒーを取り巻く環境問題は思っている以上に深刻かもしれません。私たちができることはないか、いま一度考えてみる良いきっかけかもしれません。 A cup of KOHII with Love (編集:Tomoki)

コメント

まだコメントがありません。

アプリからコメントしてみてくださいね!