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コーヒーの個性を最大限活かす仕事

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コーヒーの個性を最大限活かす仕事

コーヒーと真正面から向き合い、業界の前線を走るバリスタさんたち。その姿をKOHIIの若手クリエーターたちからコラム形式でお届けする新企画です! 日本でスペシャルティーコーヒーの人気店を立ち上げてきた黄金世代から、最近お店に立ち始めた新世代まで、コーヒーを通してバリスタさんとのカジュアルな会話を楽しむ前編<バリスタのあれこれ>、ゲストの方のキャリアストーリーを見つめる中編<コーヒーに出会ってから>、今後の展望について伺う後編<これからのコーヒー>毎度三回に分けて配信していきます。 コーヒーLOVERならではのお話やバリスタという職業の魅力など、直接会いに行けなくても、ワクワクできるような出会いをこの企画でお楽しみいただけると嬉しいです。

本日のゲスト

匹田貴明 バリスタ / suzunari coffee (本文中 K=KOHII、H=匹田さん)

日頃よりKOHIIを利用して頂いているみなさんは、主に東京や大阪など都市部にお住まいだと思われます。忙しく過ぎる時間の中で、コーヒーを飲むひと時を過ごすことも、そのシーンに合ったコーヒーの楽しみ方だと思います。 一方で、この度取材に伺った場所はみなさんにとって時が止まった感覚を与え、どこか懐かしく落ち着くと思います。今回は大分県臼杵市にあるsuzunari coffeeの匹田さんを紹介します。 大分市から電車で約1時間、駅員のいない無人駅の「上臼杵駅」。路肩には、雨に濡れた薄紅色の紫陽花が咲いて、どこか心が落ち着きます。運賃箱に小銭を入れ、駅を出て20分ほど歩いたらsuzunari coffeeが見えてきます。

店内に入ると見えるPROBAT社の大きな焙煎機、そして色んな産地のコーヒー豆が並んでいる様子がとても印象的です。焙煎機の横ではスタッフさんがコーヒーのハンドピックをされていました。中はクラシックな音楽が静かに流れて、忙しい日々が忘れ去れる心地よい空間でした。カウンターで数々のシングルコーヒーの中にある唯一なブレンドコーヒー「刻刻(こくこく)」を頼み、窓際でコーヒーを頂きました。

雨が降る外の風景を眺めているとオーナーの匹田さんが隣に座られました。 K:今日はよろしくお願いします。このブレンドコーヒーすごく美味しいです。なんで「刻刻」という名前なんですか? H:「刻刻」はここ、臼杵の情景をイメージして作ったブレンドなんです。今、座られている窓際の席から見える山々が季節によって刻々と移り変わる山並みの風景を楽しんでもらいたいという想いを込めました。

K:素敵な名前ですね。とても爽やかで飲みやすいコーヒーですね。 H:そうですね。甘夏とかラズベリーのような風味もあって、あとに甘い余韻もあるコーヒーだと思います。温度が下がると、また印象も変わってくるので、飲むたびに新しい発見ができると思います。 K:丁寧に説明してくれてありがとうございます。お店で出すコーヒー一つ一つに想いが込まれているんですね。コーヒー豆を買われる方も多いですか? H:お店を始めてから、徐々に増えていると思いますね。特に近頃はかなり増えたように感じます。常連さんがコーヒー器具をお店に持ってきて、一緒に飲み比べする時もあります。僕も持っていない器具を使えるのでそういう時は、とても楽しいです。 どの器具を買えばよいか質問されることも増えてきましたね。 K:お店で飲み比べ!それは楽しそうです。匹田さんからおすすめのコーヒー器具や淹れ方はありますか?

H:お客様にはCLEVERドリッパーを勧めたいですね。計量と手順さえしっかり守ればお家で安定した美味しいコーヒーを淹れられますからね。普通のドリッパーのように使うこともできます。やっぱりお客様には毎日、美味しいコーヒーを飲んでもらいたいです。 K:そうですね。CLEVERドリッパーだと淹れる手間も少ないですしね。わかります。 最後にコーヒーを生業とする匹田さんにとって、バリスタとはどういう仕事ですか? H:端的にいうと“バリスタは豆の良さを最大限に活かし、コーヒーをお客様に提供する仕事” とでも言えるでしょうか。バリスタの定義というか、その境界は曖昧だとは思います。バリスタと名乗ればバリスタですからね。 でもバリスタならば、少なくともコーヒーが持っている良さ、そのままの良さは活かしてほしいですね。抽出する過程で本来コーヒー豆が持つ良さ、それ以下のコーヒー淹れることは簡単ですからね。やっぱりバリスタならば、豆の良さを最大限に引き出してほしいです。 次回は匹田さんの修行時代を経て、地元に根差したお店になるまでの道程についてお伝えします!

suzunari coffee

A cup of KOHII with Love (執筆・編集:Jongmin)

コメント

Yusei
Yusei 大分に訪れた際は、お店で刻々と変わる風景を眺めながら「刻刻」を頂きたいです☕️☕️
Yusei
Yusei とっても素敵な名前です!

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