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ファイヤーキングでコーヒーを飲みたい!

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ファイヤーキングでコーヒーを飲みたい!

コーヒーを飲む時、抽出方法や豆の種類など、美味しく飲むためには欠かせない要素が沢山ありますよね。 ついついコーヒーそのものだけに注目してしまいがちですが、実はコーヒーを入れるマグカップやグラスも美味しく飲むためには大切な要素なのです。 以前、KOHIIアプリ内のJournal Vol.14「ほんの数時間だけ擬似体験」で少し触れた「ファイヤーキング」というブランドをご存知ですか?

これは、アメリカで誕生したマグカップをはじめとするガラス製品ブランドのことです。いまいち名前にピンと来ない方でも、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか? 日本にもコレクターがいるほどの魅力を持つこのファイヤーキングについて今回はご紹介します。

ファイヤーキングとは?

1941年にアメリカ・オハイオ州ランカスターにあるアンカーホッキング社でファイヤーキングは誕生しました。 今でこそヴィンテージ品として価値が上がっているものもありますが、当時は家庭やレストランでマグカップだけではなくさまざまな食器がごく一般的に使われていました。 定番で翡翠色の「ジェダイシリーズ」に始まり、ターコイズやホワイト、希少なピンクのシリーズも人気があります。ぽってりとした可愛らしい見た目で使いやすいため、発売当初から今もなお愛され続けています。 さらに、マクドナルドやスヌーピーなど有名なアメリカ企業とコラボし、ロゴやキャラクターが印字された商品も発売されてきました。 広告として作られたこれらの商品は、チラシ代わりでもあったため大量に製造されたと言われています。

ミルクガラスという特徴ある素材

ファイヤーキングの商品といえばパステル調の色味でつるんとしたイメージがあり、その特徴的な素材はガラスに乳白色が練り込まれた「ミルクガラス」と呼ばれるものです。 ガラス製品なので割れやすいと思われているのですが、このミルクガラスは分厚くちょっとやそっとじゃ割れない丈夫さがあります。 また、コーヒーを入れた時に少し透けて見えたり、他にないツルツルとした口当たりに一度飲むと虜になってしまいます。 私個人としてはマグカップも手に入れたいところですが、プレートにどんな料理を盛り付けようかと考えるととってもワクワクします。 朝ごはんにパンや目玉焼きもありですし、あえてハンバーグやお寿司などを乗せてもお子様ランチっぽくて楽しそうですよね。

もう製造はされていない?現在は?

1941年からアメリカで作られてきた数々のミルクガラスの商品は、実は1986年に製造が終了しました。 しかし、日本の「ファイヤーキングジャパン」が製造レシピを受け継ぎ試行錯誤を重ねた結果、2011年、日本のガラス職人によって復刻したのです。 年代ごとに底にあるバックスタンプ(刻印)が変わっていましたが、現在製造されているものは「MADE IN JAPAN」のバックスタンプがあります。 ちなみにこのバックスタンプ、1976年までは「Fire-King」の文字がありました。しかしその名前が理由で、直火にかけても大丈夫だという誤解が出てきたため、それ以降はアンカーホッキング社の錨マークに変更されたそうです。

発売当初から現在に至るまで変わらぬ人気を誇るファイヤーキングの商品。その長い歴史を知り、改めてまたあのマグカップでコーヒーを飲みたい気分になりました。 みなさんのお気に入りのマグカップやグラスはありますか?ぜひコメントやKOHIIスナップで教えてくださいね。 A cup of KOHII with love. (執筆:Ikumi)