KOHII
Vol.34 ハッピーな伝染

Journal

Vol.34 ハッピーな伝染

僕たちはいつもコーヒーで繋がる街を歩くKOHII Walkers。気の向くままコーヒーのアロマに溢れる街で、コーヒーを楽しむ人々との出会いを独自の目線で切り取り、ここにシェアします。 僕たちはコーヒー、ヒト、マチの関連性を描く人たちと繋がりたいです。日本各地のKOHII仲間と一緒にコーヒーの魅力を広げていきます。 Seiya, KOHII Walkers@Osaka

冒険のはじまり

大阪と言えばたこ焼き、ヒョウ柄のおばちゃん、笑いにストイック、そして、靴にいつも飴ちゃん。僕は一度も大阪に来たことが無いから、このような偏見混じりのイメージを持っている。 だからこそ、今回の旅がとても楽しみでワクワクしていた。旅より冒険に近い。 僕は兵庫県の城崎から夜行バスで大阪に向かい、早朝に到着した。ひとまず狭い車内で凝り固まった体を解そうと、適当に散歩することにした。 しばらく歩いていると川を見つけた。これがよく聞く淀川だろうか。

僕は方向音痴だから川があると、道しるべになってとても助かる。 そのまましばらく歩いて、僕はある目的地に向かった。東京にも店舗があるあのコーヒー屋さん。

@GLITCH COFFEE OSAKA

今年の6月にオープンしたばかりのGLITCH COFFEEの新店舗。僕はずっとこの店舗に行ってみたかった。 店舗のコンセプトは、日本の素晴らしいコーヒーカルチャーを海外に誇れる文化にすること。その為、店内には喫茶店のアクセントが各所に散りばめられている。

喫茶店のような和要素もありながら、どこか洋も感じる空間。そんな贅沢な場所でスペシャルティコーヒーが味わえるのだ。 今回僕がセレクトしたコーヒーはコロンビアとエチオピアの2種類のコーヒー。贅沢にも飲み比べで楽しむことにした。単体で頼むよりも飲み比べセットで頼むことで少しお得にコーヒーが楽しめると案内してくれた。 それにコーヒーは飲み比べることで、コーヒーの風味の違いをより感じやすくなるそう。バリスタさんとお話しすると、やはり勉強になる。 僕は、オープン直後で他のお客さんがいないことを良いことに、一番くつろげそうなソファーを選んで腰を下ろした。 しばらくして香ばしい香りと共に僕のコーヒーをバリスタさんが運んできてくれた。

香りを味わいながら実際に飲み比べてみると、かなり味わいの違いを感じた。 コロンビアの方は、ピーチのような酸味と甘さを感じ、エチオピアの方はイチジクのような酸味と圧倒的な華やかさが印象的だった。味わいの違いに感動しながら、大人な時間を堪能した。 GLITCH COFFEEのおかげでようやく旅行気分になってきた。僕は事前にオススメのお店を友人に聞いていたので、そのお店に向かうことにした。 辿り着いたのがここ、カヌレとナチュラルワインとコーヒーが楽しめるお店。

@パーラー淀屋橋

店内の音楽はレコード。なんとレコードの持ち込みも可能とのこと。カヌレとナチュラルワイン、そしてコーヒーが楽しめる夢のようなお店だ。 僕はホットコーヒーとラムレーズンのカヌレをオーダーした。正直ワインも迷ったが、またの機会の楽しみにとっておくことにした。

カヌレとコーヒーは最高の組み合わせ。 このお店のサービスもとても丁寧で、素敵だった。こんな一場面も。

店員さんはもちろん、お客さんも素敵な人だった。 僕はとてもハッピーな気持ちになった。 素敵なお店で見た素敵な光景。心も満たされて、僕も気持ちよくお店を後にした。 僕は今日の最終目的地である、大阪城のお膝元大手前に位置するスペシャルティコーヒーの専門店に向かった。

@SOT COFFEE

"SOT"とはスウェーデン語で「甘い」を意味している。コーヒーの果実としての甘さを楽しんでもらいたいと言う思いが込められているそうだ。 SOTは毎日営業している。大手のカフェで毎日営業はよく見かけるが、個人店のカフェでは珍しい。

「毎日同じ場所で同じ時間に営業している」 これほど安心感を与えてくれる事実は無い。毎日営業している強みを活かしてかSOTでは、定期イベントを複数開催しているそうだ。

読書会や英語会、中にはコミュニティシェア会、ラテアートセミナーも開催している。 カフェと言う機能が地域に大きく貢献しているようだ。カフェの在り方は想像以上に深いのかもしれない。 僕はここでココナッツラテとカヌレを楽しんだ。普段住んでいる東京ではカヌレを食べたことが無いのに、大阪に来てからカヌレを1日に2個も食べている。

これが旅行マジックとでも言うのか、特別だと思い、普段とは違う行動を取ってしまう。 それが旅行の楽しみでもあると思うが。この日を境に世間よりだいぶ遅れて僕にカヌレブームが到来した。この旅行が当時ブームに乗り切れなかった自分にハッピーなきっかけを与えてくれた。 今回大阪らしいことは一つもできなかったけど、また来たいと思うお店や人に出会うことができた。僕は今回の旅でたくさんの幸せをもらえて、とても満足だった。 それでも最後に、大阪を感じようと僕はグリコの看板を拝みに行った。今回ヒョウ柄の服を着たおばちゃんには出会えなかったから、また来た時に出会えたらいいな。 A cup of KOHII with Love (執筆・撮影:Seiya)

コメント

ばら
ばら GLITCH COFFEEのコンセプトが好きで、それがしっかり体現されている店舗、バリスタさんに毎回感動させれます🔥