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ケメックスが愛されるひみつ

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ケメックスが愛されるひみつ

コーヒーラバーに今も支持され続けているケメックスは、今年でなんと誕生81周年。 改めて、これだけ長く愛されるブランドの偉大さを感じます…。 フラスコに似た美しい形が特徴のケメックスは、約80年前どのようにして誕生したのでしょうか?今回は、ケメックス誕生秘話、そして長く愛され続けるひみつについてまとめてみました!

1日に6杯飲むコーヒーラバー

ケメックスコーヒーメーカーは、ちょっと風変わりなドイツ生まれの化学者ピーター・シュラムボーム博士によって作られました。 1日に6杯ものコーヒーを飲む博士でしたが、自分好みの美味しいコーヒーがないことを疑問に感じ、それがきっかけとなってコーヒーメーカーの開発を始めます。 そのとき博士が考えたことはただひとつ。「誰でも簡単に美味しいコーヒーを淹れられる器具を作る」ということでした。 博士は化学者として持っていた知識を総動員させ、実験室にあったガラスの漏斗(ろうと)やフラスコを丹念に調べ上げ、注ぎ口や空気の通り道を付け加えていきました。こうして一体型のガラスとし、そこに木の持ち手を加え、「ケメックス」と名付けました。1941年のことでした。

博士は秘書と2人でケメックスコーヒーメーカーを自分たちで組み立て、出荷作業まで行いました。そしてようやく軌道にのってきたかと思えたとき、なんとガラスメーカーからガラスが供給できないという連絡が来たのです。

大統領へ手紙で交渉

時は第二次世界大戦の真っただ中で、ガラス製品は軍の許可無しに生産は出来ませんでした。 それを知った博士は、自分達の窮地を伝えるべく、ラテン語の名文句「王は細部に拘らず、されど大統領は細部にまで注意を払う」という表題の手紙をなんとルーズベルト大統領に送りました。 ラテン語のダジャレが功を奏したのか、手紙を送ったわずか3日後、大統領より許可の連絡が入り、再び生産を開始することが出来たのです。 発明家としての博士は、生涯に300以上もの特許を持ちましたが、その中でもケメックスコーヒーメーカーは博士の生涯を代表する発明品となりました。

人々を魅了する機能美

その機能美から、長年にわたってケメックスコーヒーメーカーはアメリカデザインの特色ある品として認められ、ニューヨーク近代美術館、スミソニアン博物館、フィラデルフィア博物館のパーマネントコレクションとして認定されています。著名人やデザイナーにもファンが多く、その美しさからオブジェとして飾っている人も多いのだとか。

おいしさの理由

ケメックスのフィルターは一般的なペーパーフィルターよりも厚みがあり円錐形をしています。 そのためにコーヒーを一箇所に集中して落とすことができ、均一の濃さで抽出することでムラのない味わいを引き出せるのが特徴です。 ドリッパーとサーバーが一体化されているので、コーヒーを抽出したらそのままマグカップに注ぐことができる手軽さも、魅力の一つです。

おうちで美味しいハンドドリップコーヒーを飲みたい人にとって、ケメックスは至高の逸品ですね!無駄のない美しいコーヒーメーカーだからこそ、コーヒーを淹れるという行為自体を楽しむことができ、コーヒーを味わう豊かな時間をより素敵なものにしてくれます。 最後に、ケメックス愛用者の中には食器とぶつけて割ってしまった!手がぶつかって倒れて割れてしまった…という声もあるので、お取り扱いにはご注意を! A cup of KOHII with Love (執筆:Saori)

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