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世界のKOHII News #28

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世界のKOHII News #28

スペシャルティコーヒーの次の波は自動化なのか?

2020年に始めた小さなコーヒーカートから、わずか2年でニューヨーク市内に40店舗をかまえるまでに拡大したBlank Street Coffeeを米ニューヨークタイムズ紙が特集。スペシャルティコーヒーショップとしては驚異のペースで店舗拡大している裏には、べンチャーキャピタルからの投資を受け、自身もテック業界やベンチャーキャピタルを経験した創業者2人が考えた自動化と効率化を重視したシステムがある、と記事は書いています。 Blank Street Coffeeが目指すのは、インデペンデントショップより価格帯は安いが、チェーンよりコーヒーのクオリティは高く、でもチェーンのようにどこにでもあるスイートスポット、とのこと。コーヒーは最も高いグレードのものを提供しているわけではないですが、ある程度の高い品質を担保。抽出はクオリティがブレる手動ではなく、全て自動抽出できるスイス製のEversysをカスタムで導入、またオーダーも専用アプリで事前にでき、効率化を重視していることが明白です。 ここまで順調に成長しているBlank Street Coffeeですが、ウォール街の投資から資金を調達し、バリスタを使わず、自動化をすることでローカルのインデペンデントコーヒーショップに対抗しているため、ソーシャルメディアを中心に反発の声も上がっています (わざと既存のコーヒーショップの近くに店舗をオープンしたという指摘も)。Blank Street Coffeeの創業者は、自動化はカスタマーサービスを充実させるための時間に回せるしており、時給も飲食業界の平均$12.50を大幅に上回る$23ドル(チップを含めた平均$28)である、とメリットも語っています。 記事内でコメントを求められたWorld Coffee PortalのJeffrey Young氏は、Blank Street Coffeeは新たなムーブメントの始まりかもしれないと述べています。消費者はシングルオリジン、産地や、ましてやシェードツリー情報などにはもう飽き飽きしていると指摘。コーヒーへの過度なこだわりより、自動化の波が来れば業界は急激に変化していくとコメントしています。

ラニーニャ現象、1兆ドルの損害予測

米ブルームバーグ紙の記事によると、ラニーニャ現象は2023年末までに1兆ドル(約140兆円)規模の損害を引き起こす可能性があると危惧されています。更に深刻なことに、このラニーニャ現象は3年連続で発生すると予想されており、これは1950年以来2度しか起こっていない事態とのこと。コーヒーへの影響はもちろん、農業全般、住宅、インフラ、そして人の命と、世界経済に劇的な影響を及ぼすと予測されています。 ウクライナ戦争やエネルギー価格の高騰、インフレなどが世界各地にすでに多大な影響を与えている中で、新たなる局面。世界全体で乗り越えなければならない課題です。

KeepCup、コーヒーから水分補給まで、一日中使うのに最適なモデルを新発売

リユーザブルカップを代表するオーストラリア拠点のKeepCupが、新しいモデルのHelix Cupを発表しました。朝のラテからランチタイムのスムージー、1日を通しての水分補給まで、ボトルエクステンションを使うことによって最適な用途に早変わりするデザインです。 元々KeepCupはコーヒーラバーのために設計され、ラテなどのミルクベースのドリンクを業界スタンダードの大きさでデザインしていたのが特徴。今回追加されたボトルエクステンションは2つの開口部によってより大きなドリンク、大容量の水や、例えば氷がたっぷり入ったインフューズドティーなども楽しめる様になり、簡単に好きな時に使い分けられます。 KeepCupによると、1950年以降に作られた使い捨てプラスチックはこれまで9%しかリサイクルされていないとのこと。一人一人がテイクアウトカップなどのゴミを減らすことで環境への負荷を可能な限り抑え、サステナブルなコーヒーライフを楽しみたいですね。

オーストラリアのProud Mary、テキサス州オースティンにオープン

メルボルンを拠点として、アメリカのポートランドにも店舗を置くProud Maryがテキサス州オースティンに新店舗をオープンしました。2009年にメルボルンで創業したProud Maryは特徴的な店舗デザイン、コーヒーとフードへのこだわりから街のコーヒーシーンを牽引してきました。 近年では2017年のポートランドにアメリカ初出店したのち、2020年にはロースタリーを新設。創業者のNolanとShari Hirteご夫婦はオースティンに移住し、オースティンの新しいショップを皮切りにアメリカ事業のさらなる拡大を計画しているとのことです。

%Arabica、韓国に初出店

香港で創業し、京都に拠点を置く%Arabicaが韓国に初出店です。1店舗目のロケーションは、ソウルの江南地区で象徴的なスターフィールド図書館内。この店舗をはじめとして、今後多店舗展開を計画しています。現在韓国には約76,150ものコーヒーショップがあると推定されており、急速に伸びている市場です。 %Arabicaも中東や中国での多店舗展開から他の地域への出店を計画しており、アメリカ、カナダ、台湾などを含めると、今回の韓国の新店舗125件目となります。

A cup of KOHII with Love (執筆・編集: Yozo、Aya)

コメント

マサヤス
マサヤス 自動化について、個人的には納得です! ある程度の品質をもって、日本人の持つ「コーヒーにある苦くてイガイガするなどという固定概念」をまだまだ覆すことができてないのはリーチと心理的障壁の問題かなと感じてます