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ブラジル産コーヒー豆の価格が7年ぶりに類を見ない高値に

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ブラジル産コーヒー豆の価格が7年ぶりに類を見ない高値に

世界的な輸出量が一位のブラジル産コーヒー豆が近年に見ない高値となっています。ニューヨークのアラビカ種コーヒー豆の先物価格の変動は、2021年7月24日現在、前週よりも30%の上昇、今年に入ってから60%の上昇の取引となっています。 その原因はブラジルの豆の産地の異常気象。凍てつくような寒さによるコーヒー豆の霜害の被害により、コーヒー豆の生産量が著しく低下したためです。ブラジルのコーヒー豆の産地であるパラナ、サンパウロ、ミナスジェライスの気温が急激な低下が本来のコーヒー豆の品質が不安定に。気温の下がり幅は平年よりも、ブラジルの多くの地域で、気温が摂氏0度以下に低下し、最も被害の大きかった地域では、さらにマイナス5度まで下がっています。 この影響は今年の収穫量だけの影響ではありません。ラボバンクのカルロス·メラ氏は、「被害が拡大した場合、農家は木の剪定を余儀なくされ、生産量の大幅な減少につながる」と述べています。ブラジルの主要なコーヒー生産地である南ミナスとモジアナでは、木の剪定を行わなければならず、来年の収穫はないことになります。 加えて、「木を剪定しなくても、霜は来年のコーヒー木の開花プロセスに影響を与え、予測できないことから生産量の安定性につながらず、市場にさらなる不確実性をもたらします。加えて、植え替えが必要な若木は、今後3~4年の間に生産性の低下を招くでしょう」というコメントを残しています。 コーヒー豆の生産量の低下はどの様な影響を与えるのでしょうか?世界のコーヒーを使用した商品を販売している、ドイツの「Tchibo」や日本の「UCC」などのロースターやスーパーマーケットでは、すでに料金の値上げが始まっています。その結果、価格の高騰は世界中のコーヒーラバーに影響を与えそうです。 この様な異常気象による影響で、コーヒーの買い手は、農家や輸出業者がより高い価格を求めながら契約を守らない「デフォルト」を起こすのではないかと懸念している、と付け加えています。 ブラジルのコーヒーは日本でも多く消費されており、価格も比較的安価なことからブレンドで使用されていることも多いです。世界的な豆不足とともに、私たちが普段親しみやすいコーヒーが飲めなくなるのは大きな懸念です。同時に、品種開発などの研究や未来へ向けてのコーヒーへの投資が加速するきっかけになるのでは無いかとも考えられます。

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