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アジアのコーヒーのこれから

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アジアのコーヒーのこれから

アジアのコーヒー、と聞いてみなさんはどんなことを想像するでしょうか。コーヒーの生産地と言えばアフリカや中南米のイメージが強いと思います。またコーヒーをよく飲む国となればヨーロッパやアメリカ、オーストラリアのイメージがあるかと思います。 あまりコーヒーのイメージがないアジアですが、近年は生産地、そして消費地としてもその存在は大きくなっています。 今日はそんなアジアのコーヒーのこれからを生産、消費の両面から考えてみたいと思います。

生産地としてのアジア

Photo by Jeremy Bezanger on Unsplash

コーヒーの生産地といえばアフリカや中南米のイメージが強く、アジアは知名度としては低いです。ですが、実は生産量自体は多く、世界のコーヒー豆の生産量ランキングを見ると、2位のベトナムをはじめ、インドネシア、インドは毎年トップ10に入るほどの生産量なんです。 これらの生産量を支えているのは、ロブスタ種と呼ばれる比較的安価でインスタントコーヒー等に使われることの多いコーヒー豆の栽培。スペシャルティコーヒーの産地としての知名度に限れば、やはりあまり認識されていないのが現状です。 しかし近年では、インドネシアがアジアで初となるカップオブエクセレンスに参加するなど、スペシャルティコーヒーの栽培も注目され、その品質は急速に向上しています。 なぜそこまで急速に発展しているのか? その要因の1つは、生産国内でもスペシャルティコーヒーへの注目、そして消費者からの需要が高まっていることが考えられます。 生産地と最終消費地の物理的距離の近さも手伝って、アジアでのスペシャルティコーヒー市場は急速に発展しています。次はその「消費」の側面から、アジアのコーヒーを考えてみましょう。

消費地としてのアジア

Photo by Ian Romie Ona on Unsplash

アジアでは中国、インドなどがめざましい経済成長を続けています。そのような経済的理由もあり、より質の高いスペシャルティコーヒーの需要が増えています。 それに伴い、世界トップレベルの技術を持つバリスタもアジアから続々と輩出されているのも近年のトレンド。2019年のWBC(ワールドバリスタチャンピオンシップ)では韓国代表のJooyeon Jeon氏がアジアでは2人目となるチャンピオンに、さらに同年のWBrC(ワールドブリュワーズカップ)では中国代表のJia Ning Du氏が優勝しました。 このようにアジアのコーヒーのレベルは世界的にみても非常に高まっています。 また、アジアは人口が最も多い地域であり、まだまだコーヒーの消費量は少ないですが潜在的な市場規模は非常に大きく、今後のさらなる成長が見込まれます。

アジアのコーヒーのこれから

世界中が生産地としても消費地としてもアジアに注目し、その期待に応えるように急成長を続けるアジアのコーヒー。生産と消費の双方が互いに良い影響を及ぼしこれからも急速な発展を続けることでしょう。 アジアがコーヒーのメッカとなる日もそう遠くはないかもしれません。 この記事がアジアのコーヒーへのイメージを変えるきっかけになればと思います。そしてアジア産のコーヒーを見かけた際はぜひ試してみてください。きっとエチオピアやコロンビアなどと同じようにお気に入りの産地が見つかるはずです。 A cup of KOHII with Love (編集: Tomoki)

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