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自分にできる恩返し

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自分にできる恩返し

バリスタなど、コーヒー業界の方々や様々なジャンルで活躍されているクリエイターは、普段どのようなコーヒーライフを楽しんでいるのでしょうか。 Meetsでは、業界をリードする人たちやチャレンジし続ける人たちとコーヒーを飲みながら深掘りしていく企画です。 こちらは第二部になります。 第一部がまだの方は、是非第一部「部活な人生」からご覧ください!

By KOHII Creator Seiya

チャンスの到来

ーー垣内さんは焙煎を習っていたのですね。 垣内さん:はい。焙煎を職業にできたらと思いましたが、目の前の人を幸せにしたいという価値観があったので、焙煎士というよりかは、やっぱりバリスタになろうと考えていました。 ーーそこから直ぐにバリスタになれたのですか? 垣内さん:それがなれなくて。今よりも未経験でバリスタになれるところが圧倒的に少なかったです。 履歴書を送っても返事が来ない日々がしばらく続きました。そんな中で、ブルーボトルコーヒーが日本に上陸するというニュースを耳にしました。 ーーここでブルーボトルコーヒーの日本上陸。つまり、2015年頃ですね。 垣内さん:はい。上陸のタイミングで、バリスタを募集することも知りました。 ブルーボトルコーヒーは未経験者でも受け入れてくれるとのことだったので、その優しさに背中を押されて自分も応募してみようと思いました。でも、結果はダメでした。 でも、どうしても諦めきれなくて。2回目の募集で直接、履歴書を渡しに行って面接の機会をゲットしました。 「いつから来れる?」に対して「明日から来れます」と言って、合格をいただきました(笑) ーーさすが体育会系ですね(笑)本格的にバリスタとして歩み出したのはブルーボトルコーヒーがきっかけだったのですね。

姿で示したい

垣内さん:そうなんです。ブルーボトルが自分をバリスタにしてくれたように、今度は自分が教育者としてバリスタを育成していきたいと思っています。それが自分にできる恩返しだと思っています。 ーーなるほど。とても素敵です。垣内さんはバリスタという枠に囚われずに多方面でご活躍されていますよね? 垣内さん:たしかに、色々なことをやってます(笑)会社でできないことは、外でならできると思っているので。 それにバリスタと言う枠を飛び越えて、マルチに活躍できる姿を自分で示しているところもあります。 例えば、自分のブランドUNITY WORKSは端的に言うと何でも屋さん。そのブランドを背負って、洋食屋としてオムライスをやったり、ラジオ体操をやったりしています。 ーーなるほど。まさに教育者的な役割で、背中で示している感じですね。

テクスチャーを広げる

垣内さん:コーヒーはカトラリーみたいな存在であっても良いと思っています。つまり、コーヒーが何かの引き立て役であったり、場面を盛り上げるための必要な要素だと思っています。  コーヒーだけに固執せず、幅広い視野で物事を考える必要があると思っています。 そうすると、コーヒーを取り巻く環境の可能性をより感じられるようになりました。 言葉で表現するならテクスチャーを広げていく感じですね。いろんな質感を出す事で物事の感じ方や楽しみ方が変わってくると思います。 ーー出張バリスタのように活動の幅を広げたり、垣内さんのようにマルチに、そして多方面に自分のスキルを活かしていくことは、これからの時代により求められてくることかもしれませんね。 垣内さん:まさに。実は、長らくお世話になったブルーボトルコーヒーを離れようかと思っています。でも、これは前向きな決断で、大きなキャリアチェンジになります。 ーー本当ですか!?次はどんな業界にチャレンジされるのですか? 垣内さん:EC業界です。自分はこの10年間、バリスタという作り手側だったので、今度は届ける側の仕組み作りをしたいと思っています。職種でいうとカスタマーサクセスを考えています。作り手が買い手にまで届けるロードマップを構築するお仕事です。 ーー30代でなかなか大きな決断だと思うのですが、何か特別なきっかけがありましたか? 第二部はここまで。次回はいよいよ最終部、垣内さんの気になるこれからについてお伺いしました。お楽しみに!

垣内祥太

洋食の料理人としてキャリアをスタート。5年間ホテルのフレンチレストランで修行。その後ブルーボトルコーヒーでバリスタへ転身。リードバリスタとしてバリスタ育成、クオリティーコントロール、ゲスト体験の基盤となるチームビルディングを行なっている。自身のブランド“UNITY WORKS”としても活動し、間借りカフェを中心にイベントやPOPUPを行なっている。バリスタとして洋食屋やコミュニティー運営を行い多岐に渡る活動を通して、コーヒーを取り巻く環境を創造している。

A cup of KOHII with Love (執筆:Seiya 撮影:田中陸斗)

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