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バリスタやめたほうがいい

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バリスタやめたほうがいい

バリスタなど、コーヒー業界の方々や様々なジャンルで活躍されているクリエイターは、普段どのようなコーヒーライフを楽しんでいるのでしょうか。 Meetsでは、業界をリードする人たちやチャレンジし続ける人たちとコーヒーを飲みながら深掘りしていく企画です。 こちらは第三部、シリーズの最終部になります。第一部と第二部がまだの方は是非「部活な人生」と「自分にできる恩返し」からご覧ください! By KOHII Creator Seiya

最後の部活

ーー30代でなかなか大きな決断だと思うのですが、何か特別なきっかけがありましたか? 垣内さん:30代で最後の部活をしたいと思っています。僕は長い間作り手だったので、届ける難しさを身に沁みて感じてきました。 カスタマーサクセスのお仕事は、バリスタがコーヒーを作ってお客さんにどうしたら喜んでもらえるかと考える事と似ている気がしています。 多くの人が成功体験を味わえるように僕が導いていきたいです。 コーヒーは変わらず大好きなので、休みの日を使ってイベントを企画したりしたいと思っています。 ーーさすがです。やっぱりコーヒーの世界に一度足を踏み入れると素敵すぎて完全には抜けられないですよね(笑) 垣内さん:本当に(笑)長年バリスタをしていて嬉しいと思う瞬間でもあるのですが、コーヒーの世界を面白いと思ってもらえた時は、本当に嬉しい気持ちになります。 なので、教育者としてコーヒーを教える時は少しでもコーヒーの世界が面白いって思ってもらえるように心がけていますし、コーヒーの魅力は伝え続けたいです。 ーー垣内さんのようなバリスタが増えると日本のコーヒーシーンがさらに盛り上がっていくと思います。 最近はコーヒーとラジオ体操の組み合わせに可能性を感じていると伺ったのですが、お話聞かせてもらえますか?

コミュニティーを作りたい

垣内さん:富士見ケ丘にある蜃気楼珈琲で取り組んでいる「蜃気楼朝活」があります。朝からラジオ体操をして最後にコーヒーを飲むという活動です。始めたきっかけは、富士見ケ丘という地域性を見て、衝撃を受けたからでした。ふらっとお店に来て挨拶だけしにくるおじさんがいたりして、僕が育った地域では見たことがない光景だったので、これは面白いと思いました。 ーーたしかに、富士見ケ丘は良い意味で東京っぽくない地方感がありますよね。 垣内さん:そうなんです。その地域性をさらに活かしたいと思ってラジオ体操に目をつけました。ラジオ体操は誰でもできるし、ラジオ体操はメインではなく、やる前後の喋る時間がメインだと思っています。 その後においしいコーヒーを飲めば、さらに心の距離が縮まるのではないかと思いました。 ーーなるほど。実際にやってみて手応えはありましたか? 垣内さん:はじめてから1年ほど経ちますが街の町内会的なコミュニティーの役割を果たしているので、かなりの手応えを感じています。 参加してくれる人たちは子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、老若男女問わず。家族で参加してくれる方もいて、子どもの成長も感じられたりします。人生の先輩のお話を聞けたりするので面白いです(笑) ーーいいですね!ラジオ体操とコーヒーの組み合わせはこれからくるかもしれませんね。 垣内さん:自分はただコミュニティーを作りたかっただけで、その手段にラジオ体操、ツールとしてコーヒーがあったという感じですね。

言語の壁を超える

最近チーム内で話に上がっていることなのですが、アメリカのセントラルパークで蜃気楼朝活をやりたいと思っていています。言語の壁を超えてラジオ体操という日本の文化とコーヒーを楽しんでもらえると思っています。 ーーたしかに!ラジオ体操とコーヒーで心の繋がりを生むことができるなら、外国の方とも繋がれますね。日本で在日外国人の方向けに開催しても面白そうです。垣内さんは本当にマルチに活躍されていますね。「バリスタやめたほうがいい」というキャッチコピーも印象的なのですが、これはどのような経緯でつけられたのですか? 垣内さん:これは恩師である抽出家のフジオカヒビキさんに言われた言葉です(笑) 僕が作ったオムライスを食べてくれた時に、ヒビキさんが「バリスタやめたほうがいい...」と思わず声を漏らしたのがきっかけでした。 それだけ美味しさを感じてくれたみたいで...もちろん、ポジティブワードです(笑) ーーそうだったんですね(笑)垣内さんはコーヒーはもちろん、趣味で終わらせない、クオリティへの探究心と直向きな努力があって今の仕事に繋がっているのだと思いました。 今後のご活躍が楽しみです。

最後に

今回は垣内祥太さんにお話を伺いました。垣内さんの人生を見ていると「挑戦はいつでもできる」ことに改めて気づかされます。 そんなチャレンジャー精神溢れるバリスタの垣内さんは、よく浅草のFuglenに行くそうです。下町情緒ある町並みにあるあのクールな雰囲気がお気に入りだそう。アルコールメニューも豊富なので、お酒が好きな方は是非とのことです! また、おうちではフレンチプレスでコーヒーを淹れることが多いそうです! コーヒーオイルまで惜しみなく楽しめるのがお気に入りポイントみたいなので、皆さんも是非、参考にしてコーヒーを楽しんで見てくださいね。

垣内祥太

洋食の料理人としてキャリアをスタート。5年間ホテルのフレンチレストランで修行。その後ブルーボトルコーヒーでバリスタへ転身。リードバリスタとしてバリスタ育成、クオリティーコントロール、ゲスト体験の基盤となるチームビルディングを行なっている。自身のブランド“UNITY WORKS”としても活動し、間借りカフェを中心にイベントやPOPUPを行なっている。バリスタとして洋食屋やコミュニティー運営を行い多岐に渡る活動を通して、コーヒーを取り巻く環境を創造している。

田中陸斗

船橋でバリスタとして活動しながら休みの日にはカフェやロースター、バーの宣材写真などを撮影している。バリスタの視点を活かした、臨場感ある撮影が得意。

RAILWAY STATION CAFE & BAR

今回インタビュー会場をご提供いただいたのは東京の神田にあるRAILWAY STATION CAFE & BAR。 ある時は都会の喧騒から離れてくつろげるカフェとして、またある時は大人の遊び心が詰まったステーションとして、一人一人に合わせた顔を持つお店。ワクワクとリラックスを兼ね備えた世界各地をテーマにした空間で、美味しいお食事とドリンクが楽しめます! お仕事帰りなどの普段使いはもちろん、女子会や合コン、記念日等のお祝いまで多彩なシーンに幅広く対応しているので気になる方は是非足を運んでみてください!

A cup of KOHII with Love (執筆:Seiya、撮影:田中陸斗)

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