KOHII
HARIO V60ドリッパー02 粕谷モデル

Picks

HARIO V60ドリッパー02 粕谷モデル

「誰でも簡単に淹れられる」をテーマとして、4:6メソッドをご紹介しました。今日はその考案者である粕谷氏が監修したHARIO V60ドリッパーのご紹介です。4:6メソッドは以下のリンクよりご確認いただけます。

こちらのドリッパーは4:6メソッドをさらに再現しやすくしたものであり、実際に使用してみると、通常のV60ドリッパーとの違いにびっくりしました。

「粗挽きでも高濃度」を可能にしたドリッパー

こちらのドリッパーの最大の特徴は抽出がゆっくり進むということ。ゆっくりとした抽出によってコーヒー粉の成分をより引き出し、濃度の高いコーヒーになります。 ドリッパーの「リブ」と呼ばれる、内部にある突起した線状のものをカスタマイズしています。本来リブはペーパーがドリッパーにぴったりと張り付くことを避け、あいだに空間を作ることを目的としています。 粕谷氏監修のモデルでは下部のリブがなくなっています。抽出されたコーヒー液が抜けていく孔付近ではぴったりとペーパーがドリッパーに張り付き、空気が抜けていく隙間がないことや、ペーパーの側面から滲み出たお湯がそのまま落ちることなく、再びペーパー内に吸収されるなどの要因で、ゆっくりと落ちていくようになっています。

4:6メソッドでは粗挽きの粉を使用することで、よりクリアな味わいになりコーヒーの特徴であるフレーバーをより感じやすくすることを1つのポイントとしています。粗挽きでもしっかりと濃度感のある抽出を行うためにお湯がたまりやすい形状になっているというわけです。

実際に使ってみる

通常のドリッパーと比べて淹れてみるとその違いが明確に出ました。粉をいつもより粗挽きで、4:6メソッドで淹れてみると、通常のドリッパーでは落ち切るのに、3分20秒ほどであったのに対し、粕谷氏モデルは4分ほどかかりました。 多少の誤差があったとしても明らかな違いです。できあがりのコーヒーもやはり通常の方はいつもより粗い分少し薄く、酸味が明るい印象がありますが、粕谷氏モデルの方は明るい印象はそのままにより、濃度感のある力強い味わいになっています。

お湯がゆっくり抜けるようになっているため、1回で注ぐお湯の量が多く、注ぐ回数が少ないレシピだと、より通常のものと差が大きくなると感じました。私は普段3回の注湯で抽出していますが、そのレシピでは落ち切るのにいつもの倍ほどの時間がかかりました。 粗挽きでクリアな味わいを確保しつつ、しっかりと濃度感を出せるドリッパーだなと使ってみてより強く感じました。 近年はHARIO V60やORIGAMIなど、お湯の抜けがよく、素早い抽出ができるドリッパーが主流となっています。その中で、このドリッパーは異色の存在です。今までにない特徴を持ったこのドリッパーは「誰でも簡単に美味しく」という粕谷氏のコンセプトの通り、初心者にオススメですが、今までとはひと味違うアプローチの抽出を可能にするので、プロのバリスタなどにもぜひ試していただきたいです。 A cup of KOHII with Love (執筆:Tomoki)

コメント

まだコメントがありません。

アプリからコメントしてみてくださいね!

コンテンツで紹介した商品