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職人の手仕事で作られる39 Arita Cera Filter

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職人の手仕事で作られる39 Arita Cera Filter

KOHIIユーザーのみなさんは普段、どのようなドリッパーでコーヒーを淹れていますか? 技能的に優れているものからデザインが美しいものまで、ドリッパーの種類も多種多様です。今回は技能とデザインまで二匹の兎を追い二匹とも得た万能なドリッパー、39 Arita Cera Filterを紹介します。クリエーターが実際に使用し、体感した魅力を伝えていきます。

39 Arita Cera Filterとは?

39 Arita Cera Filterは、「日本の技術でコーヒーの世界にもイノベーションを起こす」という着眼点から佐賀県・有田町にあるThree Rivers株式会社さんが開発されたコーヒーフィルターです。長い歴史を持つ有田焼きの技術を取り入れ、一つひとつ職人の手仕事によってつくられています。 Cera Filterは、ミクロな穴が無数にある多孔質セラミック(窯業製品)でつくられているために、遠赤外線効果と濾過能力で水道水からするカルキ臭や不純物を取り除きます。 目には見えない細かい網目で不純物を取り除くために、雑味やえぐみを抑え、まろやかな飲み物が愉しめます。

紙のフィルターを利用しないために、お手入れが大変そうですが、実はとても簡単です。抽出後はCera Filterを逆さまにし、粉が残らないように水洗いをします。その後、お湯を通してコーヒーの油分を落として自然乾燥させるだけです。

KOHII クリエーターが実際に使用して体験した魅力

Cera Filterの最大の魅力はペーパーフィルターを使わないため、環境に優しいことです。さらにCera Filterは他のドリッパーよりもコーヒーの均等な抽出ができます。一般的に抽出の安定性が高いといわれるKalita ウェーブシリーズでもウェーブ型のペーパーフィルターを蒸らす過程において、フィルターの形状が少し崩れてしまうことがあります。一方でCera Filterは、ペーパーを使わないためフィルターの形状が崩れることなく、コーヒーの成分を均等に抽出できる傾向にあります。

他のドリッパーとの抽出比較

Cera Filterは他のドリッパーと比較した際にどのような特徴を持っているでしょうか?個人的に多くの方に愛用されていると思われるHario V60と可能な限り同じ条件下で抽出を行いCera Filterの特徴を検証します。 レシピは以下の通りです。 20g 200ml 抽出 コーヒー豆は、アプリ内でインタビュー記事も配信しているOthello Specialty Coffee Roasterさんのケニア・カリアイニAAを使用します。

30秒蒸らし、抽出の条件を揃えるために中心の一点にだけ集中してお湯を注ぎました。 検証結果は、Hario V60が1分58秒で抽出を終えたのに対して、Cera Filterは2分21秒で終了しました。

検証結果、まず味の傾向に大きな違いがありました。 Hario V60の場合、抽出時間が速く、ペーパーフィルターを使用したためにクリアな味わい。 一方で、Cera Filterの場合は濃密なボディ感と甘さが強調された味わいでした。しかし濃密な味わいは微粉による雑味ではなく、豆の個性や複雑な味わいがクリアに際立つ印象です。 またCera Filterは抽出する際に、Hario V60に比べコーヒー粉がお湯に均等に濡らせる印象を受けました。そのためにドリップする際の抽出のスキルや湯速の影響が少なく、均一性の高い抽出ができると考えられます。

濾過機能を大活用し、コーヒー以外の飲み物にも変化をもたらす

Cera Filterは、ミクロな穴から不純物を濾過する特徴からたくさんの活用方法があります。コーヒーの他にもお茶やワイン、日本酒にも使用できます。実際に試してみると、コンビニで買える渋みがある重めのワインでも、Cera Filterで濾過することによって、柔らかくまろやかな、新酒(ヌーヴォー)のような印象に変わったように感じました。いろんな飲み物を試され、ぜひ濾過を通した味の変化をお楽しみください。ただし、コーヒー以外の抽出に利用した後は、湯せんをしっかり行い綺麗な状態を保つように手入れに注意しましょう。

39 Arita Cera Filterの魅力を感じて頂けたでしょうか?職人の手仕事でつくられるフィルターで、みなさんだけの一杯のコーヒーを愉しんでください。

A cup of KOHII with Love (執筆・撮影:Jongmin)

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