KOHII
コーヒーはどんな文脈で使われている?

Knowledge

コーヒーはどんな文脈で使われている?

一杯のコーヒーにはたくさんの人々の物語が溶け込んでいます。コーヒーが苦手な方でも、コーヒーという言葉の響きには憧れを持つほどコーヒーはとても感覚的な飲み物です。みなさんのコーヒーの思い出エピソードは何かありますか?今回のKnowledgeでは、コーヒーはどんな文脈で使われているか音楽の歌詞からピックアップし、紹介します。ピックアップされた音楽を聴きながら、コーヒーのあるシチュエーションをぜひ楽しんでください。

コーヒーは大人の飲み物

飲めない珈琲、飲み干して僕は大人になった気分でいるんだ。

(僕はあまり行かない喫茶店で、never young beach)

幼い頃に大人が美味しそうにコーヒーを飲む姿を見て、格好良いと思ったことはありませんか?大人になったからといって、いきなりコーヒーが美味しく飲める訳でもないのに、中高生の頃はインスタントコーヒーの苦さにびっくりしながらも格好つけていた頃が懐かしくなります。 歌詞のように多くの人がコーヒーを飲む姿に大人のイメージを持っているようです。特にあまり行かない喫茶店で飲めない珈琲を飲む姿がかわいらしいですね。

手頃な缶コーヒーだから寄り添える場面

闇の中、ぽつんと光る自動販売機、100円玉で買えるぬくもり熱い缶コーヒー握りしめ

(15の夜、尾崎豊)

冷えた夜、缶コーヒーをポケットの中で握りしめるだけで少し暖まったような気分になりますね。曲が出た1993年に比べると色々と物価が上昇した2022年ですが、缶コーヒーだけは相変わらず100円のものもあります。100円の缶コーヒーがくれるぬくもりは誰にも平等です。

缶コーヒーで乾杯!

(恋人ごっこ、マカロニえんぴつ) 

疲れた時はほんのり甘い微糖、眠たい時はほろ苦い無糖と迷わず買える缶コーヒー。誰かに差し出すときは気遣わず「とりあえず」という感じで素直に渡せるのも缶コーヒーならではの魅力です。仕事終わりにビールで乾杯するのも良いけど、気合をいれるために缶コーヒーで乾杯する姿も青春ですね。

起きたらとりあえずコーヒー屋さんへ向かう

人気のない朝のコーヒー屋で暇をつぶしてたら

(風をあつめて、はっぴーえんど)

平日の朝は''ああ、もっと眠りたい"と思うことがよくあります。休日の朝ぐらいは昼まで寝たいのに自然と目が覚めてしまいますよね。普段なら仕事にいく時間帯、外の天気は晴れ。家にいるのはもったいないととりあえず近所のコーヒー屋さんへ向かったが、何もすることがなくボーっと暇をつぶす。こういうシチュエーション、よくありませんか?

朝起きて、無性にコーヒーが飲みたくなって、僕はあの店にポンコツの車を走らせた

(巨女、ゆず)

怠惰な休日もあれば、せっかくの休日、忙しい中で溜め込んでいた本を読みにコーヒー屋さんに向かう人もいるでしょう。とりあえずコーヒーを飲んで口寂しさを紛らわしたい朝もありますよね。色んな朝の楽しみ方があって良いと思います。どれもその日の正解です。

意外なことに夜でもコーヒーは飲みたい

当然、こんな夜にはコーヒーがいいだろう。そんな僕の横でハイボールを1口

(Napori、Vaundy)

人々が飲み屋を探して街中を彷徨う時にコーヒーを飲むと一人だけ目が覚めた気分になります。眠りたくない夜だってあります。お酒を飲む横で、コーヒーを頼む姿に少し大人な二人の関係性が見えます。

コーヒーと恋愛

あなたの好きなコーヒーと煙草の香りにひそめられた淡い予感

(カムフラーシュ、竹内マリヤ)

コーヒーと煙草が好きな男子という組み合わせに時代性を感じますね。しかし、コーヒーと煙草が似合う渋い男性はこの頃も変わらず格好良いです。歌詞の中の女性は遠くを眺めてコーヒーを飲む彼の姿にどんな未来を描いているのでしょうか。

グレイのジャケットに見覚えのあるコーヒーのしみ、相変わらずなのね。

(真夜中のドア ~Stay with me~、松原みき)

コーヒーのしみを気にしない無頓着な彼の姿から懐かしさを覚える女性の話。そう思うと自然についたコーヒーのしみって何かの記録という意味を持ちクールに感じられますね。 竹内マリヤさんも松原みきさんも昭和シティポップを代表する歌手なので、あの頃はコーヒーって男らしい飲み物というイメージが強かったかもしれません。

私、あなたがいつもコンビニで買うコーヒーは分かっているつもりなのに、間違えちゃったことがショックで今日は寝れないみたい。

(二人の世界、あいみょん)

当たり前なことは何一つなくて、昨日まで好きだった缶コーヒーさえも、明日になれば変わるかもしれない。お互いの変化が多い20代の恋愛は大変だけど、だからこそ感情が変化する一瞬一瞬が儚く大切なのかもしれませんね。

今回は歌詞からコーヒーが使われている文脈をピックアップしましたが、音楽に限らず小説、映画、アートなど生活に関わる様々なシーンにコーヒーが関係しています。みなさんがコーヒーを楽しむシチュエーションはいつですか?ぜひスナップ写真で共有してみてください! A cup of KOHII with Love (執筆:Jongmin)